ゆらゆら帝国、3月31日をもって解散

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ゆらゆら帝国が2010年3月31日をもって解散することが発表された。

オフィシャルサイトでは、ゆらゆら帝国のリーダー坂本慎太郎(G&Vo.)より『ゆらゆら帝国ファンの皆様、スタッフ関係者の皆様へ』と題し、解散に至った経緯、メッセージなどが綴られている。

ゆらゆら帝国は、坂本慎太郎(Vo&G)、亀川千代(B)、柴田一郎(Dr)からなる3ピースバンド。1989年結成。2007年リリースの10thアルバム『空洞です』はキャリア最高傑作との呼び声も高く、同年の音楽専門誌にて軒並みベストアルバムにノミネートされた。また唯一無二、他の追随を許さないライブパフォーマンスには定評があり、"最もチケットの取れないアーティスト"との異名もあるほど、多くのファンに愛されたバンドだった。

近年セルフ・リミックスによるアナログ12インチをコンスタントにリリース、クラブのフロアーでDJが頻繁にプレイするなど国内外での注目も高く、NY、オランダ、オーストラリア等海外にも精力的に進出していた。2009年、結成20周年を迎え、日比谷野外音楽堂にて<20th Anniversary“LIVE2009”in YAON>を開催したばかりだった。

ゴッツい骨太なサウンドと独自のパフォーマンスはコアファンが多く、この解散を惜しむ声は多いだろう。ロック魂を再燃させて、どのような形になるにせよ、再びファンの前に姿を現してほしい。その日まで、ファンは待つしかない。

◆ゆらゆら帝国 オフィシャルサイト
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