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70年代後期イギリスを襲ったパンク・ムーヴメントの中でもとりわけ「若者世代の代弁者」として多くの熱狂を得たパンク・オリジナル、シャム69。ジミー・パーシーと(vo)とデイヴ・パーソン(g)を中心にロンドン郊外のハーシャムにて結成。77年にデビューするや若者に圧倒的な支持を得ることになる。78年には1stアルバム「Tell Us The Truth」をリリース(A面スタジオ、B面ライヴという変則的内容だった)。その年冬にセカンド・アルバム「That’s Life」リリース。翌年夏には「The Adventure Of The Hersham Boys」をリリースし、一度解散。その後再結成して80年には「The Game」をリリース。その後しばらく音沙汰がなかったが、91年には再評価高まる中来日公演を実施、3日間のソールドアウト・ショーを行った。

親衛隊とでも呼ぶべき熱狂的なファンが度を超えてしまい、イギリスではライヴ会場で喧嘩が絶えず、ライヴ親衛隊とでも呼ぶべき熱狂的なファンが度を超えてしまい、イギリスではライヴ会場で喧嘩が絶えず、ライヴ時にいつものように彼らのセット中に観客同士で喧嘩騒ぎが暴動にまで発展してしまい、ジミー・パーシーはステージ上で涙ながらに「If The Kids Are United」を歌いながら「喧嘩をやめてくれ」と訴えたと言う。それほどまでに熱狂的なファンを生んだのは本国イギリスだけではなく、結局訪れることさえ不可能だったアメリカでもそしてここ日本でも。ランシドやカジュアリティーズ、そしてシック・オブ・イット・オールなどが自分達のレパ

ートリーとしてシャム69をカヴァー、日本でも数多くのアーティストが惜しみもなく彼らへのリスペクトを表している。ートリーとしてシャム69をカヴァー、日本でも数多くのアーティストが惜しみもなく彼らへのリスペクトを表している。トの中でもとりわけ、シャム69は「若者の代弁者」として支持されていた。彼らの最も有名な曲に「IF THE KIDS ARE UNITED」という曲がある。「俺たちが一緒に立ち上がれば、それが始まりになるはずだ/若者たちが団結すれば、決してバラバラになることはない」と歌われるこの曲はそれ以上にシンプルにすることも出来ないが、それ以上にストレートに同じ世代の人間向けたメッセージを含んだ曲も存在しないだろう。これこそがそんな彼らのスタンスを最も表しているといえるだろう。そしてそんな熱こそが「あの時代に存在するもの」というある種のノスタルジーではなく、今の若い世代にも共感できる要因となっているのであろう。