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メトロノミーはデヴォン州トットネスにある、ボヘミアンが集う小さな市場町から始まった。ジョセフの父が息子にコンピューターを売り、彼は自宅のベッドルームでオウテカ、LFO、エイフェックス・ツインといったアーティストにインスピレーションを受けながら、エレクトロニック・ミュージックを作り始めた。ブライトンへ居を移してから後、メトロノミーはようやくHoliphonic Labelの注目を引くことに成功し、デビュー・アルバムを2006年にリリースすることとなった。"Pip Paine (Pay The £5000 You Owe)"(Pip Paine:貸した5000ポンドを返してくれ)と呼ばれたこの作品は、不明瞭ながらも魅力的、さらに曲の大部分がインストゥルメンタルを占めるエレクトロ・ポップだが、タイトルのエキセントリックさを反映したものであり、また、トトネスからの永続的な影響を反映している。

ジョセフがメトロノミーの商業的可能性をようやく感じることが出来たのは、DJ/プロデューサー/ゴミ発掘人そしてエレクトロ・パンクの化身でもある、エロール・アルカンが自身のDJセットにシングル"You Could Easily Have Me"をフィーチャーするようになり、自分のクラブでも演奏させるようになってからである。きちんとしたライヴを行う必然性にかられ、ゲイブリエルとオスカーに、ダンスの振り付け、そして電飾の付いた衣装が加わった。

メトロノミーの忙しいツアー・スケジュールが、彼らのダンスとアートのクロスオーヴァー性を直感的に感じとったキッズの間でじわじわと話題を集める一方、ジョセフはクラクソンズ、フランツ・フェルディナンド、ゴリラズ、ケイト・ナッシュといった一連の有名アーティストのリミックスを手掛けるようになった。そして2008年自体、バンドにとって忙しい年となっていた。そうやって話題は現在の彼らと、タイムリーにリリースされたスリリングなポップ・アルバム『Nights Out』に戻ってくる。このアルバムは、デヴォン出身の少年が10年間、遊びまわって、ミックスしまくって、時間をかけてやるべきことをやって、自分を満足させていった結果である。

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