Big Audio Dynamite

ザ・クラッシュの元ギタリスト、ミック・ジョーンズを中心に結成されたバンド。様々な音楽スタイルを取り入れる過程でメンバーも音楽性も頻繁な変化を見せるバンドとして知られた。

最初期は1984年にミック・ジョーンズ（G、Vo）ドン・レッツ（Vo）、ダン・ドノヴァン（Key）、レオ・ウィリアムズ（B）、グレッグ・ロバーツ（Dr）の5人で結成され、1985年にアルバム『ディス・イズ・ビッグ・オーディオ・ダイナマイト』でデビュー。

1991年にはバンド名を「ビッグ・オーディオ・ダイナマイトII」に改め、ミック以外のメンバーについてはニック・ホーキンス(G、、バックボーカル)、ゲイリー・ストナッジ（Ba、バックボーカル）、クリス・カヴァナー（Dr、バックボーカル）と全員変更されている。この構成でリリースしたシングル「ラッシュ」はアメリカのモダン・ロック・チャートで1位を獲得した。

1994年にはバンド名を「ビッグ・オーディオ」へ変更し、アンドレ・シャップス（key）、マイケル・カスタンス（ DJ、パーカッション、バックボーカル）が追加加入。1995年リリースの『F-Punk』ではビッグ・オーディオ・ダイナマイト名義に戻り、1997年には「Entering A New Ride」を配信リリース。これを最後に活動を休止する。

2011年初頭、ビッグ・オーディオ・ダイナマイトはオリジナル・メンバーで再結成。同年3月からはワールドツアーを実施した。