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 『BRAIDED』 Sony Music Associated Records 2004年4月28日発売 AICL-1520 \3,059(tax in)
1 Intro 2 YOU CAN DO THAT 3 AT THE PARTY 4 Jiggy Uhh… pt.1ーinterludeー 5 告白 6 いつでも君のことを 7 NO WAY 8 A pritence of love 9 Slowーinterludeー 10 Forgive me 11 words of love 12 Jiggy Uhh… pt.2ーinterludeー 13 D.O.G.ーalbum ver.ー 14 STAY THERE 15 FOR ALL MY LADIES 16 このまま 17 Jiggy Uhh… pt.3ーinterludeー ボーナストラック:GET UP!
 
アルバム・サウンド編
――今作の全体的なスキルアップはもちろんですが、TSUGUMIさんのラップはフロウにしても、バリエーション、おもしろさ共にステップ・アップしましたね。
TSUGUMI: そうですかね……。日本語遊びの楽しさを気づかせてくれたのはライムスターさんなんです。ライムスター最高かっこいいですよ! 私、実は日本語ラップ嫌いだったんですよ。でもいざ、聴いてみたら、一言一言分かるなぁ~って。
YOSHIKA: ここまで日本語でかっこよく、キャッチーに、すごくエンターテインメントとしてできるんだな~って。日本でやってる中で、本当にかっこいい存在だなって思って。なによりもかっこいい(笑)!
TSUGUMI: 変なこだわりっていうか、凝り固まってないみたいな。まだ私のラップも英語は多いけど、そういうことも考えるようになった。「STAY THERE」の一番初めなんかは”頓知”が効いたものを書きたいって。
YOSHIKA: でもラップが、すごい伝えようって言う感じになったんだと思った。スキルとかは、上手い男の人もたくさんいると思うんだけど、TSUGUMIのは飽きないんだよ。最初から最後まで聴けるし、飽きないし、心地いいんだよ。ごめ~ん。言っちゃった~。
TSUGUMI: がんばるわ! ――歌の面でもハーモニーとか、バリエーションが増えたというか…。
YOSHIKA: 自分達もスキルアップしたのもあると思うし、あとは変に”こういうのを出したら、みんなは聴いてくれないんじゃないか”っていうのが、無くなったっていうのもあると思うんですよ。
TSUGUMI: それがフェイクとかにも繋がってるんだと思う。 YOSHIKA: たぶん前は分かりやすく~とかもあったと思うんだよね。そういうのも関係なく、感情のままに。歌録りの時も、歌詞に入り込んでできたので、すごい自由な感じに歌えたと思いますね。
――サウンド的にはどうですか?
YOSHIKA: 今回はやっぱ歌モノが多いってことで、歌のメロディとか、歌詞を消してしまわないようなトラックをOCTOPUSSYが作ってくれたと思うんです。あと1stと違ったSOULHEADのサウンドを作ろうっていってくれて。すごい歌詞が聴こえやすくなったし、かなりイイ感じになったと思いました。
TSUGUMI: 余談いっていい?
YOSHIKA: 「STAY THERE」のトラックは、ななな~んと、TSUGUMIさんが……。
TSUGUMI: 私が、打ち込みで元を作ったんです。それを派手にしてもらったんです。かなりがんばっちゃいました。 ――いろんなことにチャレンジして、それを本当に自分達のモノにしてますよね。
YOSHIKA: お互いに追求していろいろ勉強していきたいところなんですけど、SOULHEADらしさは並行して残しつつ、いかに自分達のサウンドにいいものを吸収して、取り入れていけるかっていうのが目標で。とりあえず、この『BRAIDED』もいいものができたと思うんですけど、どんどんいいものを勉強して出していきたいなって。もっと共感と普遍性がある”GOOD MUSIC”に近づけるように、深みを増したいと思います!
その他、セルフ・ライナー・ノーツなどはオフィシャル・ページで。 www.soulhead.net/ |