鈴木亜美、三部作を経た夏の新曲は、理想の女性像描いた大人のバラード

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new Single
『ねがいごと』
2005年8月17日発売
avex trax
【通常盤(CDのみ)】
AVCD-30775 \1,050(税込)
【CD+DVD(写真)】
AVCD-30774/B \1,890(税込)

1 ねがいごと

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ファン待望のバラード・ソングをリリースした鈴木亜美さん。妹や家族に対する思いを恋愛に置き換えた歌詞からは、彼女のアーティストとしての成長がうかがえる。そんな彼女の映像コメントが到着! カワイイです!!

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──今回はファン待望のバラードですね!

亜美これまでは三部作ということでアッパーでダンサブルな曲を作ったんです。その三部作でどんどんと遊んじゃって、イメージを色々と変えて行こうって思っていたので、その後は“もっと自然体でミディアムかバラードかをやろう”ってずい分前に決めていたんです。三部作を終えた後に、やりたいこともきっと出てくるだろうなって思っていたし。(三部作を)やり終えて自分の言いたいことや、やりたいことを一気に出し切れた感じはあったから、今だったらバラードも歌えるかなって思いがあったんですよね。

──今回も自身で詞を書いてますが、テーマみたいなものはありました?

亜美書き始める時にちょうど妹の結婚の話があったんです。結婚とか恋愛の話を妹と母親と三人で話していて、妹もやっと運命の場所に辿り着いたんだな、っていう母親の話を聞いて、本当に妹のことを見守ってくれているんだな、支えてくれているんだな、って強く感じて。

──妹さんへの思いでもあり、お母さんへの思いでもある、と。


亜美そうですね。それにお母さんから見る嫁に行ってしまう妹の姿、っていう部分もあるし、色んな捉え方が出来る詞だと思います。

──ちょっと聴いて最初は失恋ソングなのかな、とも思ったんですけど。

亜美ハハハ(笑)。私はいつもわかりやすいように、伝えやすいように恋愛に置き換えて書いているんで。いつも素直に書いているんですけど、恋愛だけじゃなくて、家族への愛や友達への愛とか色んな形の愛を恋愛っぽく書いたりもするので、聴く人によっては恋愛のように捉えちゃうかもしれないですね。恋愛っぽく思えるけど、その裏には別のメッセージも込めるようにしています。

──曲が先にあったということで、どんな風にイメージをふくらませて仕上げていったんですか?

亜美デモをもらって、メロディを聴いて、まず“こういう風に歌いたいな”っていうイメージを作るんです。衣装を着ている自分とか、ヘアメイクとか、ジャケットのイメージなんかも少しずつリアルにしていって、そこで初めて“こんなことを歌いたい”というイメージが浮かんできて、“じゃあ、こんなテーマにして詞を書こう”ってところにようやく辿り着くんですよ(笑)。それで、失恋中の曲だとか恋愛中の前向きな曲だとか、だんだんと具体的にして、それに自分が言いたい気持ちをプラスしていって、という感じですね。

──じゃあ、作詞の段階でビデオ・クリップのイメージまで浮かんじゃうとか?

亜美そうですね、映像の方が早いですね。

──今回ももうビデオは撮られてるんですか?

亜美はい。デビュー曲を撮ってくれた監督で、カメラマンも同じ人だったんです。いつもは、私が“こんなビデオを撮りたい”って意見を出すんですけど、今回に関してはお任せでした。で、どんな台本にしてくれるのか楽しみにしていたら、今までの鈴木亜美のリアルなストーリーになっていたんですよ。初めは私がマネキンになっていて、みんなが集まったりチヤホヤされるんだけど、ライバルのお店のマネキンが出てくると今度はそっちにみんなが行っちゃって、私は一旦倉庫にしまわれるんです。そこに男の人が何か良いマネキンはないかって探しに来たところを拾われて、さらにカッコ良いマネキンに生まれ変わり、またみんなが集まってくるっていうストーリーなんですよ。

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