【INTERVIEW】進化し続ける二十歳のBEAT

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「BEAT」PV






インタヴュー





オフィシャル・サイト】
http://columbia.jp/kaela/

「BEAT」は、いま歌うべき曲だった

――「BEAT」は、これまでのシングルとはテンポ感もガラッと違うしキーも低いですね。

木村カエラ(以下、カエラ):そうですね。

――「happiness!!!」のときは、それまで出したことのない高いキーで歌うのが大変だったと言ってましたけど、逆に低くなったことで大変だったことはありましたか?

カエラ
:女の人が低い声を出すっていうことが難しいし、低い音で音を響かせるっていうこともものすごく難しいことだなって思いましたね。でも、夏フェスをガンガンやっていたんで、けっこう声が太くなって、幅広く声が出るようになっていて。なので、「BEAT」はちょっと前の私だったら歌えなかったのかなって。“あ、今私が歌うべきキーなのかな”というふうに思いました。

――歌詞の強い言い回しも新しい感じですね。

カエラ:そうですね。リズムが一定なので、あんまりやさしい言葉よりは、強いほうがいいのかなぁと思ったのと。キーが低いから“おっ”て思うような(語感の)言葉のほうが面白いのかなと。ちょっと強い感じの、男らしい感じにしてみました。

――普段ああいう言い方をすることは?

カエラ:普通に使ってますね(笑)。そのままの口調ではないですけど。あんまり女の子らしい言葉は使わないので。どっちかっていうと「BEAT」のほうが近いんじゃないかと思います。

音楽を楽しむことの重要性を再確認した
奥田民生とのコラボレート

――奥田民生さんとのレコーディングで一番印象的だったことは?

カエラ:えーっと、まず本当に自由な感じですね。とくにアドバイスや、あれはだめだこれはいいとか、そういうことを言うこともなく、本当に自由に音楽を楽しみながらレコーディングしてるっていうのがすごく一番印象に残って。でもやっぱり、ライヴでもそれが大切で、やっぱ歌っていうのは楽しくないと人に伝わらなかったりするだろうなと思っているので。それがレコーディングの場でそういう雰囲気でできるっていうのは、すごくいいことだなと思いました。

デビュー1年にして、この貫禄!

――デビューしてからこの1年間で、とても貫禄がつきましたね。

カエラ:うわぁ、ほんとですか?


▲1年前のインタヴュー映像


――1年前のインタヴュー映像を見たら、すごく初々しい感じで。

カエラ:1年しか経ってないのに初々しさがなくなってるのは“どうなの?”って思いますね(笑)。
でも、ライヴをすることが、ドキドキというより、“さぁ次は自分で何ができるんだ”とか、ちょっと新しい自分だったり、今日はどこまで声が出るかなとか、けっこう試しながらやっていて。ライヴで“ちょっと恥ずかしいな”っていう気持ちはなくなってきたかなぁと思っていて。あとは、やればやるほど自分の好きなものがわかってきたので、いい意味ですごく気を張ってやってるのかなと思います。ただ、1年間のうちに5歳くらい歳をとったんじゃないかなって思うぐらい、いろんな動きをしましたね(笑)。

――女優デビューもしたしね。

カエラ:大変でした~(笑)。ほんとに、演技をすることに興味がなかった部分もあり、“できるかなぁ?”って思ったんですよ。でもやっぱり、何もやらないでダメだっていうよりは、やってみたほうがいいし。おそらく関わることがないだろうっていうぐらい、民生さんはビッグな人じゃないですか? だから、こんな話が私に来た時点で“ちょっと話しがおかしいぞ”、“これはやってみなきゃもったいないんじゃないかな?”って思ったのでやってみましたけど。……案外できましたね(笑)。

――大満足?

カエラ:わかんない(笑)。


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