筋肉少女帯、2006.12.28ライヴ@中野サンプラザ・リポート

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筋少、完全復活! ベストCD、DVDを同時リリース

ここにしかない音と詩 良い子の心を撃つエンタテインメントが再び!

■ライブリポート

ライヴ2006.12.28@中野サンプラザ

2006年7月に“大槻ケンヂと橘高文彦”名義で「踊る赤ちゃん人形」をリリース。そして東京・恵比寿リキッドルームで行われた<オーケン橘高仲直りライブ>で明かされた衝撃の復活宣言。1998年の筋肉少女帯活動凍結後8年ぶりとなる筋肉少女帯復活ライヴが、ついに中野サンプラザで挙行された。 サポートメンバーとして初期のメンバーでもあった三柴理、そしてタイト且つテクニカルなドラミングで定評のある陰陽座の斗羅が参加。 90年代のファンと活動凍結後のファンの両方を興奮の渦に巻き込み、サンプラザの床を大きく揺らす。 「日本をインドに “してしまえ!”」「高木 “ブー!”」などの観客のレスポンス、そして「踊るダメ人間」での“Xジャンプ”などお約束ごともビシビシ決まり、特に「釈迦」での「“ドロロのノウズイ”」コーラスは圧巻。踊りまくり跳ねまくる観客の勢いもあって、ステージ上のメンバーもかなりヒートアップしていたライヴだった。大槻ケンヂの長ーいMCと時にはポエトリーリーディング時にはハード・シャウトのヴォーカル、本城聡章の暖かな笑顔と切れ味の鋭いカッティング、内田雄一郎の怒鳴りコーラスと大槻へのツッコミ、そして橘高文彦の様式美バリバリで“お城を建てる”ギターワーク。どれもが、8年前と同じポテンシャルと高いテンションを保ちながら、40歳のいまそれらを演奏できる楽しみでいっぱいの姿が印象的。元メンバーのエディ独自のキーボード・ワークと“オペラ”コーラスも炸裂し、新旧メンバーの友好状態の良さをまざまざと見せつけてくれた。 3、4月に再度行われるライヴでは、この日に演奏しなかった曲も多数が準備されているらしい。2007年の筋肉少女帯は、大槻ケンヂの衣装に刺繍してあったように、その出自である”ナゴム魂”を忘れることなく、活動を活発化させてくれることを期待したい。

●セットリスト
01.トゥルー・ロマンス
02.くるくる少女
03.日本印度化計画
04.暴いておやりよドルバッキー
05.僕の宗教へようこそ~Welcome to my religion~
06.機械
07.元祖高木ブー伝説
08.FIST OF FURY~愛のためいき
09.香菜、頭をよくしてあげよう
10.バトル野郎~100万人の兄貴~
11.これでいいのだ
12.戦え!何を!?人生を
13.イワンのばか
14.踊るダメ人間
<アンコール1>
15.航海の日
16.モーレツア太郎
17.カーネーション・リインカネーション
18.サボテンとバントライン
<アンコール2>
19.少女の王国
20.釈迦

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