オレスカバンド、初フルアルバム『WAO!!』インタビュー

ポスト

オレスカバンド インタヴュー

オレスカバンド are
とみ(Bass/Vocal)、もりこ(Tenor Sax)、サキ(Trumpet)、たえさん(Drums)、リーダー(Trombone)、いかす(Guitar/Vocal)

とびきり明るくハッピーなスカ・チューンを奏で、人気急上昇中の関西出身ガールズ・バンド、オレスカバンド。今年は海外フェスに出演し大盛況となるなど、世界的注目度もアップしている彼女たちが、ついに初フル・アルバム『WAO!!』を完成させた!その聴きどころを、いかす(G/Vo)、たえさん(Dr)、とみ(B/Vo)の3人に直撃!

――春に出演したフェス『サウス・バイ・サウス・ウェスト』に出演以降、世界からも注目されるようになりましたね。

いかす:最初は、日本での活動もまだきちんとできていないのに、海外ライヴなんて早過ぎるのでは?と思ってたんですけど。やってみて、よかったなと感じました。

とみ:アメリカの観客って表現が豊か。そういう環境のなかでやれて、ライヴってみんな楽しむために来てくれてるんだなぁってコトを改めて感じたんです。今後につながるいい経験ができたなって思います。

――日本の観客と海外の観客、盛り上がり方に違いはありませんでしたか?

いかす:確かに。MCとか、私たちの話とかそっちのけで、自分がいかに目立とうかという人ばっかりだったような気がします(笑)。

たえさん:PAの人が面白かった。途中で仕事を放棄してバーで酒飲んでいるんですよ。オレにもキミたちの音楽を楽しませてくれって(笑)。

――それは日本にはなかなかない光景ですね。ところで、今回のアルバム『WAO!!』は、アメリカライヴ後にレコーディングしたんですか?

いかす:いや、年明けにレコーディングを済ませてから、アメリカに行ったので。

――今回のアルバムのテーマとしては?

いかす:結成してから現在まで、4年間に作った曲をすべて収録しました。結果、今の私たちを全力投球で表現することができました。

――つまり名刺がわりの1枚みたいなものですね。

いかす:そうです。だからタイトルを「We Are Oreskaband」の頭文字をとって『WAO!!』にしました。

――スカはもちろん、ロック、ファンクなど、いろんな音楽の楽しい要素を織り交ぜた、まさに“ワオ!”と叫びたくなるくらい、ハッピーな仕上がりになっていますが。演奏するにあたりこだわったことは?

たえさん:これはライヴをするときも、また他のメンバーもそうだと思うけど、今思うことを、とにかく表現したいなって思いました。

とみ:アルバム作るにあたって、何か特別なこだわりを持ったワケではないんですけど。最近、ウチらは歌詞とメロディを伝えていきたいんやな、と思いだして。それが伝わるような演奏をここでも心がけてますね。

この記事をポスト

この記事の関連情報