詩月カオリ、「Shining stars bless☆」インタビュー その1

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詩月カオリ インタビュー

I've Sound:北海道が誇る音楽集団I've 1ヶ月連続特集

■インタヴュー

──まず、I'veに参加することになった経緯を教えてください。

詩月カオリ:最初に歌を始めたきっかけは、友達に誘われてゴスペルを習い始めたことなんです。そこで島みやえい子さんがボイストレーニングをやっていたので、どうしても島みやさんに教えてもらいたいと思ってトレーニングも始めました。そのうちに、ゲームミュージックをやっているI'veというところでオーディションがあるから受けてみたら、と薦められたんです。オーディションのときはすごく緊張して、音程もすごく外してたし、かなりまずかったと思うんですけど、声が気に入ってもらえたみたいで、その日に即OKをもらいました。そこからI'veで色々お仕事をもらうようになったんです。

──I'veに参加する以前は、アニメやゲームは好きなほうでしたか?

詩月カオリ:とくにマニアというほどではないけど、アニメは好きでしたね。TVで色々見ていました。

──今まで、テーマソングを歌えたらいいな、と思ったアニメってありましたか?

詩月カオリ:アニメの内容というより、歌そのものでいうと「タッチ」ですね。といっても実写版の映画のほうなんですけど、ユンナさんが歌っていた挿入歌がすごくかっこいいなと思っていて大好きなんです。こういう曲を私が歌えたらいいなと思いますね。実際、カラオケではよく歌います。

──自分がテーマソングを歌ったアニメを見たときは、どう思いましたか?

詩月カオリ:とにかく不思議な感じ、ですね。去年初めてアニメのエンディング曲を歌ったんですけど、アニメの最後に自分の歌が流れるのを見ると、もちろんうれしい気持ちもあるんですけど、なんか不思議でした。

──いよいよ今度の「Shining stars bless☆」がメジャーデビュー曲ですね。
  今どんな気持ちですか?

詩月カオリ:正直なところまだピンと来ていないところもあるんですが、たとえばプロモーションビデオを撮ったり、デビューに向けて色々なことをやっていく中で、今までとは違う世界に入っていくんだなという実感が少しずつ生まれてきています。最初にデビューの話を聞いたときはとにかくびっくりしたし、ちゃんとやっていけるのか考えると怖くなったこともあるけど、与えられたチャンスなんだから、自分なりにちゃんと考えて頑張ってやっていこうと思っています。今は、とにかくホントにこれからだ、という気持ちです。

──出来上がった曲を聴いた感想を教えて。

詩月カオリ:いい曲をいただいてうれしいです。歌詞もKOTOKOさんに手伝ってもらって素敵なものになったし、ホントにありがたいなという気持ちです。

──サビのかわいらしい雰囲気が声のキャラクターにマッチしていて、すごく耳に残りますね。

詩月カオリ:そこは私もとくに気に入ってるところですね。自分の曲なのにもう何回も聴いちゃったりしてます。ホントにいい曲を与えてもらってありがたいと思います。

──今回は作詞も担当しましたが、どんな想いを込めて歌詞を書きましたか?

詩月カオリ:最初に「ななついろ★ドロップス」のシナリオを9話分くらいいただいて、それをまず読みました。ところどころ感動するシーンもあって、泣きながら読んでましたね。人を思いやる気持ち、優しさ、人を好きになって切なくて不安な気持ち、そういうのがたくさん出てくるんです。そんな人の心を表現している場面にすごく感動したので、それを素直に表したいと思って歌詞を書きました。私だけでは表現しきれない部分もあったんですけど、KOTOKOさんに「それはこういう表現がいいよ」みたいな感じで教えてもらって、ずいぶん助けていただきました。でも長いシナリオを短い歌詞にするというのは難しかったですね。

──「Shining stars bless☆」というタイトルも、「ななついろ★ドロップス」のイメージから来ているんですね?

詩月カオリ:シナリオを読んだときに、なんとなく星のイメージがあったんです。大空に満天の星があって、その星たちが祝福してくれているというような。それでこういうタイトルにしました。

──この曲を実際に歌うときにはどんな気持ちで歌いましたか?

詩月カオリ:きらきらした感じの曲だし、ストーリーも夜空とか星といったイメージなので、そんなきらきらした雰囲気を出したかったんです。それと、女の子の切ない気持ちを表現できたらいいなと思って歌いました。今回は初めにシナリオをいただいたし、それにそって自分で歌詞を書いたので、気持ちを込めて歌うことができたと思います。

──プロモーションビデオにはご自身が出演されてますね。

詩月カオリ:一人でのビデオ出演は初めてだったんですごく緊張しました。撮影のときはどんな仕上がりになるのかわからなかったので、出来上がりをすごく楽しみにしてたんです。ビデオはセピア色っぽい雰囲気なので、曲だけ聴いているときと少し違ったイメージで見られて面白いと思います。素敵な感じに作っていただいてうれしいです。

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