2003⇒2004年元旦『GOOD MUSIC』発売! スペシャルインタヴュー(Part2)

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KICK THE CAN CREW 2003 ⇒ 2004 スペシャルインタヴュー(Part2)

怒涛の7連続リリースに、BARKSでも追跡取材した台湾公演、
全国7ヶ所を廻るアリーナ・ツアーと、2003年も大活躍だったKICK THE CAN CREW。

ベスト・アルバム『BEST ALBUM 2001-2003』もオリコン・アルバム・チャート初登場1位を獲得し、
相変わらず絶好調な彼らだが、そのベスト盤に続いて連続リリースの最後を飾る
ニュー・アルバム『GOOD MUSIC』を2004年元旦にリリース! 

常に“STEP IN THE DAY”な彼らの最新インタヴューを、どうぞ御覧あれ!

ビート&ライムに戻してレコード体質なアルバムに……

最新アルバム

『GOOD MUSIC』

DREAM MACHINE
2004年元旦 発売
AMCM-10035 2,500(tax in)

01.OPENING
02.性コンティニュー
03.パレード
04.MISSION 1
05.脳内VACATION (album edit)
06.ALL NIGHT LONG
07.裏表
08.揺れ
09.MISSION 2
10.自由TIME (album edit)
11.ナビ
12.LIKE THIS (GOOD!)
13.GOOD MUSIC
14.MISSION 3
15.パンク寸前のFUNK
16.もしも

※全ての画像と文章の無断転用を禁止します。


年末年始、キックのお年玉プレゼント
■□■当選者発表■□■


2004年元旦のニュー・アルバム発売を記念してキックからお年玉プレゼント到着♪

<プレゼント1> ビッグなバスタオル



■寺沢 京子さん(神奈川県)
■今野美和子さん(千葉県)
■古田彩乃さん(埼玉県)


<プレゼント2> トートバッグ


■島田奈緒子さん(熊本県)


たくさんのご応募ありがとうございました。
――そして元旦にはニュー・アルバム『GOOD MUSIC』がリリースされますね。怒涛のシングル・リリースの合間を縫ってレコーディングしてたんですか?

KREVA: いや、合間を縫ってというよりは、9月10月はアルバムの曲を録りましょうって感じでやってたんですけど。

LITTLE: シングルの方も相当時間かかってますからね。カップリングもしっかり作ってきたし。いっぱい曲があったから(7連続リリースを)やったわけではないんですよ。曲がないのに5ヶ月連続でシングル・リリースとか無茶なことを言われ。ひどい話です(笑)。

――前作は「リリックに精神的な部分が表われてる」とか「内省的だ」と言われたりもしましたけど、今回聴かせて頂いて、全然そんなことは思わなくて。

KREVA: 今回はどの曲もテーマがほぼタイトル通りだったから。“「ALL NIGHT LONG」な感じでお願いします”みたいな。括りが緩い分、自由度も高いから前作よりは楽にできたし、今回はホント、ノリですね。

――トラック面で前作との違いってありますか?

KREVA: 前作もサンプリングの割り合いは大きかったけど、今回はほぼ全部サンプリング。だからよりレコード体質なアルバムになってますね。ビート&ライムに戻したというか。それにはDJ TATUSTAが入ってきたのがデカいかもしれないけど。

――ビーツ&ライムに戻そうと思ったきっかけとかあるんですか?

KREVA: CUEZEROのアルバムで顔PASSブラザーズ(KREVA & DJ TATSUTA)ができたんですけど、その時に「ビート&ライムだなぁ」って話をしてて。それがきっかけですかね。DJ TATSUTAってキックならキック、スネアならスネア、ハイハットならハイハットって集めておくんですよ。俺もそれを始めて。2人合わせて何百個とかいっぱいあるキックやスネアの中で、曲に合うものを選んで今回作っていったんです。

――“ノリで”って先程仰ってましたけど、そうなると逆にトータル的なバランスを取るのが難しくなると思うんですけど。

KREVA: いや、トータル的なバランスは絶対取れるっていう自信はあって。全曲、ビート&ライムにプラス一楽器みたいな構成だから、統一感は出るなと思ってたんですよ。だからその点は大丈夫かなと思ってましたね。

――米「The Source」誌の「The Source Hip Hop Music Awards 2003」にもノミネートされましたね。

KREVA: DJ TATSUTAがよくマルコム・マクラーレンの「World's Famous」を<ダイナマイト>(イベント@池袋bed)の5時~6時くらいによくかけるんですけど、「World Famous!」って言う時にちょっとホントだと思えて、そこを恥ずかしくなく言えるようになって嬉しいなと(笑)。

MCU: 嬉しいけど、どこまで本当に認められてるのかなってのもあるけどね。

――それは向こうの人がきちんとUさんのメッセージを理解しているのかってことですか?

MCU: そうですね。俺はリリックを書く人だから、リリックを重要視してるんで。

――けどフロウだったりとか、スキルみたいなものは伝わるんじゃないですか?

MCU: そうだと思うけどね。だからどこが良かったを教えて欲しい。じゃないとわからないから。

LITTLE: 雄志君(MCU)みたいな気持ちも勿論あるけど、けど俺、こういう仕事してなかったら地元に引き篭もるタイプだし、まるで英語喋れないし。だからそんな状態で台湾の人が俺らを知ってるのはいいなぁと思うし、「The Source」も選んでくれたのは俺らのこと知ってるからだと思うし。だからその事実に浸りたいなと(笑)。

取材・文●川口真紀

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