NovationからAbleton Liveを生演奏できるコントローラー「Launchpad」

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エムアイセブンジャパンは、イギリスNovationのAbleton Live用コントローラー「Launchpad」を2009年11月18日より発売する。Abletonとの共同開発による製品で、Ableton Liveの「生演奏」を実現する目にも鮮やかな多数のボタンが配置されたユニークなコントローラーになっている。

「Launchpad」は、NovationがドイツAbletonと共同開発した、斬新なスタイルのLive 用コントローラー。USB 1.1対応でパソコンと接続、電源は不要だ。8×8のマス目状に配置された64個のマルチカラー・ボタンと8つのシーンボタン、8つのシステムボタンで構成され、ボタンの色や明滅によってLive上のクリップやシーンの状態を視覚的にコントロールすることができる。

さらに「Launchpad」のボタンは8段階でフェーダー・PANなどを自在に操ることができ、ライブステージでのパフォーマンスをより過激に演出することが可能だ。

また、たとえばLiveのDrum Rackにアサインすることで、これまでにないアプローチでビートを作成できるのもポイント。そして、Learnモードを使いこなせば「Launchpad」を自分が使いやすいようにカスタマイズすることもできるようになっている。

ユニットの拡張が可能なのも特徴の1つ。「Launchpad」は最大6台の同時接続が可能なのだ(ただし3台ずつに電源付きUSBハブが必要)。たとえば、2台接続した場合、1台目はミキサーにアサイン、もう1台はクリップにアサインといった使い方が考えられるだろう。

Live以外のソフトウェアで使いたいという人の要望に応えてくれるのもうれしいところ。Novationが開発した「Automap」ソフトウェアを経由することで、Live以外の音楽制作ソフト・DAWでもコントローラーとして利用できるのだ。製品には「Live 8 Launchpad Edition」も付属するので、Live未体験のユーザーも安心だ。

この手の製品としては価格が安いのも魅力。「Launchpad」は、クラブシーンのライブパフォーマンスに、新しいスタイルを提案してくれるはずだ。

写真やスペックだけではいまひとつ実感がわかないという人のために、YouTubeにクラブイベントでのプレイが見られるムービーがアップされている。2009年11月6日(金)に青山のLOOP にて開催された「JET BLACK VOL.4」で実施された「Launchpad」のシークレット・プレビューからの映像だ。モーリー・ロバートソンによる2台のLaunchpad を使ったライブのダイジェストとなっており、その実力が垣間見れるはずだ。


◆Part 1(10min.)
◆Part 2(5min.)

<おもな仕様>
コントーローラー部とインジケーター部:
・64(8×8)ボタン(マルチカラーバックライト内蔵ボタン)
・8システムボタン(マルチカラーバックライト内蔵ボタン)
・8ファンクションボタン(マルチカラーバックライト内蔵ボタン)
接続形態:USB1.1
サイズ:本体240×240×20mm(WDH) (箱:308×320×90mm)
重量: 717グラム

<必要最低動作環境>
●Mac
OS: 10.4.x o以上推奨
コンピューター: G4以上 または、Intel Mac
メモリー (RAM): 512MB RAM以上、1GB以上推奨

●Windows
OS: Windows XP または、Vista
コンピューター: 1.5 GHz 以上
メモリー (RAM): 512MB RAM以上、1GB以上推奨

◆Launchpad
価格:オープン(市場実勢価格21,000円前後)
発売日:2009年11月18日

◆Launch Pad 製品紹介ページ
◆エムアイセブンジャパン

◆BARKS 楽器チャンネル
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