Cubase用MIDIライブラリー「ハイパーグルーブ・スタイルセレクション」第2弾

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ヤマハは、スタインバーグソフトウェアCubase 5・Cubase 4シリーズに対応した音楽制作支援を目的としたプロフェッショナルデジタルフレーズデータライブラリー「ハイパーグルーヴ・スタイルコレクション」の第2弾として、「ハイパーグルーヴ・スタイルコレクション 02 for Cubase」を2010年3月1日に発売する。収録メディアはDVD-ROMで、初回限定版としてUSBメモリ付属のパッケージも用意される。

「ハイパーグルーヴ」という名前を懐かしいと感じる人は、それなりに年期の入ったDTMユーザーだろう。「Hyper Groove」は、音楽総合コンサルティングやミュージック・アカデミーの運営を行っているアイデックス音楽総研が1995年に発表したSMF(スタンダードMIDIファイル)によるフレーズデータライブラリー。ダンスミュージックを中心に収録したライブラリーは絶大な人気を集めた。その「Hyper Groove」を、最新の「Cubase」シリーズに最適化を図った新規開発のMIDIフレーズライブラリーが、「ハイパーグルーヴ・スタイルコレクション for Cubase」だ。

「ハイパーグルーヴ・スタイルコレクション」シリーズの特徴は、多彩なコード進行とハイクオリティな演奏データ。第2弾となる「ハイパーグルーヴ・スタイルコレクション02 forCubase」は、「オリジナルソングに格好いいダンスミュージックテイストを加えたい!」といったクリエーターの方々にぴったりの、ポップでダンサブルな素材集に仕上がている。初回限定版のパッケージにはオリジナルロゴ入りUSBメモリ(2GB)が同梱される。

収録されるデータは、ダンスミュージックテイストのグルーヴファイル(8小節のコード進行をドラム、ベース、キーボードなどで演奏したもの)で、合計600種類に上る。これらをSteinberg Cubase上で自由に組み合わせることで、カンタンにポップでダンサブルな楽曲の基本構成を作ることができるのだ。

グルーヴファイルには、ハウス風、テクノ風、ヒップホップ風など、テンポやテイストの異なるジャンルを20種類用意。それぞれにイントロ、エンディング、Aメロ、Bメロ、サビなど、各6種類×5セクション=30種類のグルーヴファイルを収録している。1つのジャンルで順番に組み合わせただけでも、7,776通り。繰り返しや順序を入れ替えると無限の組み合わせに発展するというわけだ。

また、演奏データはCubaseに付属のソフトウエア・シンセサイザー(「HALion ONE」など)に最適化されているので、Cubaseユーザーなら外部音源を持っていなくてもカンタンに音楽制作が始められる。オーディオデータとは異なり、好きな音色で再生できるのも魅力の1つ。さまざまなシンセをとっかえひっかえ試せるのもMIDIデータならではの活用方法だ。さらにCubaseのスコア・エディタで表示可能なコードネーム表記やメディアベイにも対応、シームレスな連動性はCubase専用素材集の名に恥じない内容となっている。

<おもな仕様>
演奏データ・フォーマット :SMF(スタンダードMIDIファイル)
テンプレートファイル :Cubaseプロジェクトファイル
試聴用オーディオデータ :MP3ファイル
対応OS :Windows、MacOS対応 ※動作環境はCubase各シリーズの動作環境に準じる。

<対応ホストアプリケーション(2010年2月現在)>
・Cubase 5 (ver.5.1.0 以上)
・Cubase Studio 5 (ver.5.1.0 以上)
・Cubase Essential 5(ver.5.1.0以上)
・Cubase 4 (ver.4.5.2 以上)
・Cubase Studio 4 (ver.4.5.2 以上)
・Cubase Essential 4(ver.4.5.2 以上)
・Cubase AI 5 (ver.5.1.0 以上)※注1
・Cubase AI 4 (ver.4.5.2 以上)※注1
・Cubase LE 4 (ver.4.1.3 以上)※注1
※注1: Cubase AI 5/Cubase AI 4/Cubase LE 4にはメディアベイ機能がないため、他のバージョンと使用方法が異なる。

◆Hyper Groove Style Collection 02 for Cubase(ハイパーグルーヴ・スタイルコレクション02 for Cubase)
価格:オープン
発売日:2010年3月1日

◆Hyper Groove Style Collection 製品詳細ページ
◆アイデックス音楽総研
◆ヤマハ

◆BARKS 楽器チャンネル
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