CP1直系のハイパフォーマンスピアノ「CP5」&コンパクトモデル「CP50」

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ヤマハは、電子ピアノの新製品として、ヤマハ ステージピアノ「CP5」「CP50」を2010年3月15日より発売する。

「CP5」「CP50」は、ヤマハのフラッグシップモデル「CP1」直系のステージピアノだ。CP1は2009年12月に発売された、ステージピアノの最高峰を目指したフラッグシップモデルで、新開発音源システムや木製鍵盤「NW-STAGE鍵盤」などを採用、その表現力と演奏性は高い評価を得ている。その「CP1」で搭載した技術を採用しつつ、演奏の幅を広げる多彩な音色やマイク入力端子、録音再生機能などを搭載し、ステージ演奏の可能性を広げるハイパフォーマンスモデルが「CP5」。そして、「CP1」直系の音源システムを搭載しコンパクト・軽量なボディに凝縮したのが「CP50」だ。

両モデル最大の魅力はCP1直径のステージピアノサウンドと演奏の幅を広げる多彩な音色だろう。CP1に搭載された「SCM(スペクトラル・コンポーネント・モデリング)」は、再現力に優れたサンプリング技術と表現力に秀でたモデリング技術を高度に融合させた新開発の音源システム。演奏の強弱による音色の違いだけでなく、その変化の滑らかさまで表現可能だ。アコースティックピアノはもちろん、数々の往年のエレクトリックピアノが持つ個性も再現する。「ハンマーの硬さ」や「打弦ポイント」といった発音機構も解析し、パラメーターとして再現。これらのパラメーターを調整することで、好みの音色を作り上げることも可能だ。

「CP5」では、「SCM」による17種類のエレクトリックピアノ、アコースティックピアノ音色を搭載。さらに、ピアノ音色とのアンサンブルで使えるストリングス、ギター、ベースなどのさまざまな音色を305種類搭載する。一方、「CP50」では、「SCM」による12種類のエレクトリックピアノ、アコースティックピアノ音色と、ストリングス、ギター、ベースなどの215種類の音色を搭載。いずれもコーラスやフランジャーなどの多彩なエフェクトも搭載する。

鍵盤には、「CP5」ではヤマハアコースティックピアノで使用している木製鍵盤の加工技術を活かし、CPシリーズ専用に弾き心地をチューニングした木製鍵盤「NW-STAGE鍵盤」を採用。打鍵時の振動や鍵盤の歪みを抑え、加えて吸湿特性により、滑りにくい安定した演奏性を実現する。「CP50」の鍵盤は88鍵GH(グレードハンマー)鍵盤となっている。


オーディオデータの再生/録音機能ができるのもユニークなところ。演奏をMIDIデータとして本体に録音できるのはもちろん、プリセットドラムパターンを再生しながらオーディオデータとして外部USBフラッシュメモリーに録音したり、外部USBフラッシュメモリー内のWaveファイルを伴奏として再生することも可能となっている。さらに、USB TO HOST端子によるパソコンとの連携にも対応。Cubase AIが付属するので、本格的な楽曲制作も可能だ。

このほか、「CP5」のみとなるが、弾き語りにも使えるMIC INPUT端子の搭載もポイント。オーディオデータの再生機能と組み合わせて、一人のステージでも多彩なアンサンブル、パフォーマンスを演出可能となっている。

◆CP5
価格:288,750円
発売日:2010年3月15日

◆CP50
価格:198,450円
発売日:2010年3月15日

◆ヤマハ

◆BARKS 楽器チャンネル
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