「DTX-PAD」採用、スネアとハイハットを重視したコンパクトな電子ドラムセット「DTX550K」

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ヤマハは、電子ドラムの新製品として、ヤマハ エレクトロニックドラムDTX drums(ディーティーエックス ドラムス) 500シリーズ「DTX550K」を6月1日より発売する。

「DTX550K」は、既発売のフラッグシップモデル「DTX950K」「DTX900K」で開発した「DTX-PAD」をスネアドラムに採用した新モデル。

ヤマハは、トップドラマーとの長年のリレーションにより、ドラマーにとっての打感の良さを分析し、これを実現するまったく新しい成型技術による打面「テクスチャード・セルラー・シリコン・ヘッド」を開発。さらに高感度と静粛性、耐久性を実現するために、ドラムパッドとしての構造から見直し完成させたのが「DTX-PAD」だ。「DTX550K」は、この「DTX-PAD」をスネアドラムに採用、ハイハットには「DTX950K」「DTX900K」と同じ上下可動式パッドを採用しながら、コンパクトなセットにまとめたモデルとなっている。

ドラムセットとして重要なスネアとハイハットを重視し、スネアには10インチタイプの「DTX-PAD」、ハイハットには上下可動式パッドを採用。これらを緻密なセットアップと高い安定性を実現する軽量・コンパクトなラックシステムと組み合わせ、トレーニング用はもちろん、ライブでも活躍する完成度の高いドラムセットにまとめている。

音源部は「オークカスタム」をはじめとしたヤマハの主要アコースティックドラムはもちろん、パーカッションや効果音などバリエーション豊かな音色を427種類搭載。これらを使ったドラムキットもプリセットで50キット搭載する。ロック、ジャズ、レゲエ、ファンク、ラテンなど、さまざまなジャンルに対応。さらに、オリジナルキット用メモリーも20キット分用意している。

電子ドラムならではのトレーニング機能の充実にも注目だ。まず、音符の種類ごとに細かくクリックを設定できるメトロノームを搭載。クリック音ごとに音色やチューニングを設定することが可能だ。また、パッドを叩くタイミングの正確さをチェックするグルーブチェック機能も搭載。正確なショットのみを発音するリズムゲート機能や、ショットの正確さを自動評価しレベルを自動設定するチャレンジモードなど、ゲーム感覚でトレーニングができるようになっている。さらに、さまざまなジャンルのソングを63曲内蔵。ドラムパートをミュートして曲に合わせてバンド気分で演奏したり、ベースのみを再生(ベースソロ機能)しての練習など、トレーニングの強い味方となる機能を備えている。AUX IN端子に携帯音楽プレーヤーなどを接続して、音楽に合わせて演奏することも可能だ。

<セット構成>
ドラムトリガーモジュール DTX500:価格43,050円
パッドセット DTP502:価格74,550円
 3ゾーンシンバルパッド PCY135×1
 3ゾーンシンバルパッド PCY155×1
 2ゾーンハイハットパッド RHH135×1
 キックパッド KP65×1
 タムパッド TP65×3
 ハイハットスタンド HS650A×1
 パッド接続用ケーブル、チューニングキー
スネアパッド XP100SD:価格45,150円
ラックシステム RS85A:価格36,750円

◆ヤマハ エレクトロニックドラム DTX drums 『DTX550K』
価格:199,500円
発売日:2010年6月1日

◆ヤマハ
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