想像以上に使いやすかった、新しい「iPod nano」

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日本時間の9月2日未明、アップルが新しい「iPod touch」「iPod nano」「iPod shuffle」など新4製品(「Apple TV」は日本発売未定)および「iTunes 10」を発表した。アメリカでの発表ののち、同2日午前中には、日本でも実際に製品を手に取ってのハンズオンイベントがメディア向けに開催されたので、新iPod3機種およびiTunes10の概要と、実際に手にとってみたインプレッションをお伝えしよう。

◆新iPod touch、iPod nano、iPod shuffle画像@2010.09.02 発表会

まずは各モデルの概要から。奥行き7.2mmと、さらに薄くなった新iPod touchは、iPhone 4と同じ超高精細Retinaディスプレイを採用。さらにマイクと前面および背面にカメラを搭載し、FaceTimeでのビデオ通話もできる。また、静止画撮影機能(いわゆるデジカメ。ただし画像サイズは背面のカメラで960x720ピクセル)のほか、HDビデオの録画にも対応。乱暴に言ってしまえば「電話機能のないiPhone」。ただし、そのデザインは、iPhone 4のそれではなく、iPhone 3GSまでのデザインをイメージしてほしい。1回の充電で最大40時間の音楽再生、そして7時間のビデオ再生ができ、価格は8GBモデルが20,900円、32GBモデルが27,800円、64GBモデルが36,800円。「来週以降の出荷」とのこと。

「新しいiPod touchには、私たちの最先端技術を投入しました。音楽を聞くのも、ゲームで遊ぶのも、FaceTimeでビデオ通話をするのも、ウェブブラウジングをするのも、HDビデオの撮影をするのも、そしてテレビ番組を見るのも、Retinaディスプレイ、A4チップそして3軸ジャイロスコープを特長とする新しいiPod touchではかつてないほどの楽しさです。」── スティーブ・ジョブズ(Apple 最高経営責任者)
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