「KORG iMS-20 for iPad」がアップデート、MIDI演奏・コントロールに対応

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コルグは、「KORG iMS-20 for iPad」をv1.1 にアップデート、iTunes Storeにおいてダウンロード販売を開始した。

「iMS-20」はiPad専用の音楽制作アプリ。1978年の発売以来、今なお愛好者が絶えないパッチング可能なアナログ・シンセ「KORG MS-20」の完全再現に加え、KORG SQ-10をベースに再設計された「16ステップ・アナログ・シーケンサー」、ボタンのタップで簡単にリズム・パートが作成できる「6パート/16ステップ・ドラム・マシン」、14種のエフェクトを装備した「ミキサー」を搭載し、KAOSS PADやSoundCloudでの制作曲の公開/共有などの最先端機能も搭載している。2010年11月に発売され、日本、イギリス、ドイツ、フランス、イタリアにおいてiPadアプリの総合セールス・ランキング初登場1位(11月9日付け)を獲得したほどの人気アプリだ。

iMS-20 v1.1では、iOS 4.2に追加されたCore MIDI機能に対応し、Apple iPad Camera Connection Kitに接続した外部MIDI 機器での演奏/コントロールを実現。MS-20シンセのキーボード演奏のみならず、パラメータのコントロールも可能だ。さらにオリジナルKORG Legacy Collection(通称レガコレ)にバンドルされていた「MS-20 Controller」(現在は入手不可)を使用すればパッチングまでも可能というから、レガコレユーザーも注目というわけだ。このほか、ドラム・マシンは6パート別々にMIDIノート情報を受けて動作する。

iMS-20 v1.0.0のユーザーは無償アップデート可能となっている。なお、USBバス・パワーで動作するMIDI機器では、電源供給型のUSBハブが必要になる場合がある。また、パラメータのコントロールはMIDIコントロール・チェンジ情報を使用する(iMS-20のMIDIコントロール・チェンジ番号は固定)。

◆KORG iMS-20 v1.1
発売日:2010年12月18日
価格:3,800円(2011年1月31日まで、発売記念プライス1,800円)

◆KORG iMS-20 for iPad 製品詳細ページ
◆コルグ
◆名器MS-20がiPadで復活!iPadをアナログ・シンセ・スタジオに変貌させる「KORG iMS-20」登場
◆BARKS 楽器チャンネル
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