ヤマハ、「ぷりんと楽譜」で思いつくメロディを入力するだけで簡単に曲名が検索できる「弾いちゃお検索」を開始

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ヤマハは、独自に開発したメロディ入力による曲名検索サービス「弾いちゃお検索」を、ヤマハミュージックメディアが運営する楽譜ダウンロード販売サイト「ぷりんと楽譜」において、その販売促進を目的にトライアルサービスを開始した。

「弾いちゃお検索」は、ヤマハが新規に開発した「Melody Search API(Application Programming Interface)」というMIDIベースのメロディ検索技術を利用した、単音メロディ入力による曲名検索サービス。メロディを入力すると、メロディデータベース(現在2万曲、今後拡充予定)の中から曲名を検索し、結果を返すというものだ。

メロディは最低4つの音を入力すれば、弾かれた一音ごとにそれぞれ検索を行い、曲の候補を徐々に絞り込む(インクリメンタル検索)。リズムは関係なく、曲のどこの部分のメロディを弾いても、どの調で弾いても、検索を行うことが可能だ。


この「弾いちゃお検索」を展開する「ぷりんと楽譜」は、ヤマハミュージックメディアが運営する楽譜ダウンロード販売サイト。欲しい楽曲を一曲単位でいつでもネットで簡単に購入ができるのが特徴だ。これまでもさまざまな検索方法を提供してきたが、新たに「弾いちゃお検索」をトライアルサービスとして追加したことで、「メロディはわかるんだけど曲名がわからない」といった理由で楽譜購入をあきらめていた利用者に訴求を図る。なお、「弾いちゃお検索」が利用できるトライアルサービスは2011年7月末までの期間限定の予定で、その後これらの機能の使い勝手や効果などを検証し、今後の開発に生かしていくとしている。


さて、実際の検索方法だが、鍵盤が多少弾けるという人ならいたってカンタンだ。まずは、「ぷりんと楽譜」のページ右にある「メロディを弾いて探す」をクリック。画面に鍵盤が出てくるので、マウスのクリックでメロディを何音か弾けば、該当する曲がどんどんリストアップされ、音を追加するごとに絞り込みされていく。PCのキーボードをピアノの鍵盤に見立てての入力も可能なので、楽器は苦手という人も実際に音を出しつつ音程を探していけば、それなりに検索ができるはずだ。思い出せない曲のタイトルがわかるだけでなく、「あの曲が意外な曲と似ている」という新たな発見ができるのもおもしろい。ぜひ、チャレンジしてほしい。


◆ぷりんと楽譜
◆ニュースリリース
◆ヤマハ
◆BARKS 楽器チャンネル
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