ヤマハ、欧米で好評のモデルを国内に導入、エレキから持ち替えても違和感のないエレアコ「Aシリーズ」

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ヤマハは、エレクトリックアコースティックギターの新製品として、「Aシリーズ」6モデルを12月1日より発売する。

「Aシリーズ」は、より多くのギタープレーヤーがアコースティックギターの魅力を楽しめるように開発したエレクトリックアコースティックギターの新しいラインアップ。北米で2011年1月に発表して以来、欧米で大きな反響を得たモデルが、日本国内にも導入されることになったもの。

アコースティックギターとしてもネックの形状など演奏性を追求。シトカスプルース単板の表板の採用により明るく豊かな音量が得られるのに加え、新プリアンプや上位モデルには「SRT」システムを採用するなど、アンプに接続してもアコースティックギターと同様に自然なサウンドが得られる。

注目はより多くのギタープレーヤーに魅力的な演奏性。プロのアーティストだけでなく、アマチュアプレーヤーからの意見も幅広く取り入れ、従来からのアコースティックギター演奏者だけでなく、エレキギター演奏者にとっても弾きやすい演奏性を追求。弦高や弦間隔、ネックの断面形状やエッジ部の面取り、さらにネック背面の仕上げまで、丹念に見直すことにより、エレキギターから持ち替えても自然な演奏性を実現している。

全モデルで採用しているシトカスプルース単板の表板はにより、幅広い中域とレスポンスの良さを実現。また、側裏板は好みに応じて選べるよう、ローズウッド(「A3R」「AC3R」)、マホガニー(「A3M」「AC3M」「A1M」「AC1M」)の2つのバリエーションを用意する。

デザインは、常にギターを弾いていたいプレーヤーをターゲットに、華美な装飾を廃した仕様とし、自然材ならではのぬくもりを感じるデザインにまとめている。ボディー外周のバインディングや響穴象嵌にはいずれもローズウッドやマホガニーなどの木材を使用。また、ピックガードは、ヤマハ定番の形状から変更し、1970年代にトップアーティストに愛用されたヤマハアコースティックギター「N1000」のピックガードデザインをモチーフとした、新形状の存在感あるデザインとしている。胴型は、好みに応じて選べるよう、トラッドウエスタンカッタウェイとフォークカッタウェイの2つのタイプを用意している(型番にCがつくのがフォークカッタウェイ、それ以外がトラッドウェスタンカッタウェイ)。


▲コントロールパネル。左が「A1シリーズ」、右が「A3シリーズ」
エレアコで気になるのが、ピックアップとプリアンプシステムだろう。上位モデルとなる「A3シリーズ」には、「LJX26CP」や「APX/CPXシリーズ」の上位モデルで採用され、高い評価を得ている「SRT(Studio Response Technology:スタジオ・レスポンス・テクノロジー)」システムを採用。スタジオで一流のサウンドエンジニアによるマイク録音を行ったような空気感豊かなサウンドが得られる。一方、「A1シリーズ」には、新規開発のプリアンプを搭載しており、ピックアップは「A3シリーズ」と同様の各弦独立エレメント方式としている。

◆A3R
価格:110,250円
◆AC3R
価格:110,250円
◆A3M
価格:99,750円
◆AC3M
価格:99,750円
◆A1M
価格:61,950円
◆AC1M
価格:61,950円
発売日:2011年12月1日

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