カナルワークス、ロック向け&ボーカル向けカスタムIEM新モデル発表

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カスタムイヤホンブランド、カナルワークスから新たなカスタムIEMが2機種発表された。半年ごとに新製品が発表されこれまで3モデルが販売されていたが、これによって全部で5モデルがラインナップとなる。

◆カナルワークスCW-L10&CW-L01P画像

リスナーの嗜好する音楽ジャンルにきめ細かく対応すべく開発されたという新たな2機種は、元気で押し出しの良い音作りのCW-L10と、艶やかなボーカル再生が魅力のCW-L01Pというもの。どちらのモデルも現行モデル同様、カラー、プラグ形状、エンブレムなど、豊富なオーダー仕様から細かい指定が可能で、自分だけのオリジナル・イヤホンを作ることが可能だ。

CW-L10は、馬力のある低域用大型ドライバと高域用ドライバの2ウェイ構成となり、元気よくロックを鳴らし切るベストチューニングが施されているという。カナルワークスのブランド第一弾として登場したCW-L11が、2ウェイ3ドライバでニュートラルな音づくりを目指していたのに対し、新モデルは2ウェイ2ドライバというシンプルな構成で、電気系パーツと音響系パーツを吟味して最終チューニングを施しているという。タイトに引き締まったパワフルでエネルギッシュなサウンドが期待できそうだ。

一方のCW-L01Pは、2011年春のヘッドホン祭りで発表されたフルレンジ1発のCW-L01に対し、末尾にPという型番が付いている。CW-L01が100Ωとインピーダンスが大きかった点に対し、CW-L01Pは42Ωと随分と音量が取りやすくなっており、Pは「for Player」の意味を持つ。アンプを必要とせず、デジタルオーディオプレイヤーに直挿しで十分にパフォーマンスを発揮することが念頭に置かれた振番となっているようだ。

CW-L01PはCW-L01に用いられていた大型のイコライザー用抵抗を無くし、新たにドライバを見直してボーカル中心の音楽をより艶やかに聴かせる音質に仕上げられているという。あまり帯域を欲張らない代わりに、ボーカルのつややかさが際立つ仕上がりとなっており、J-POPやボーカルものにはベストマッチするとのこと。こちらもリスニングに心地よいデリケートな音環境を作り出してくれそうだ。

なお、発売&受注開始は10月29日より。10月29日当日はヘッドホン祭が開催されており、会場にてカナルワークス出店ブースにて受付が開始となる。耳型(インプレッション)採取も会場近くで可能のため、即オーダーが可能だ。前回のヘッドホン祭でも大混雑の人気ブースだったので、早めのチェックがお薦め。なお、10月21~23日に開催されるオーディオ&ホームシアター展TOKYOでもユニバーサル版の試聴が可能となっている。

CW-L10
モニター販売価格64,800円(税込※耳型採取費用を含む)
ドライバー:バランスドアーマチュア方式
構成:2ウェイ2ドライバ(高域×1、低域×1)
インピーダンス:17Ω
感度:110dB
ケーブル長:115cm
プラグ:ステレオミニプラグ
付属品:ハードケース、ソフトケース、ワックスクリーニングツール、クリーニングクロス

CW-L01P
モニター販売価格49,800円(税込※耳型採取費用を含む)
ドライバー:バランスドアーマチュア方式(フルレンジ×1)
構成:フルレンジシングルドライバ
インピーダンス:42Ω
感度:106dB
ケーブル長:115cm
プラグ:ステレオミニプラグ
付属品:ハードケース、ソフトケース、ワックスクリーニングツール、クリーニングクロス

※本商品は完全受注生産品です。
※ご注文に際しまして耳型(インプレッション)の採取が必要になります。
※納期は生産着手後約4週間となります。
※モニター販売について
・モニター販売と正式販売で商品に差は有りません。
・モニター販売では諸事情により納期が若干遅れる場合があります。
・商品納品後、品質向上のため簡単なアンケートにご回答いただきます。

◆カナルワークス・オフィシャルサイト
◆秋のヘッドホン祭2011オフィシャルサイト
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