ゲロルシュタイナー、炭酸水で生成された音で音楽を奏でる、世界初の音楽プロジェクト「GEROCK」に注目!

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ゲロルシュタイナーのエフェクターソフトが公開! そう聞いて驚かない人はいないはず。しかし、「炭酸音から生成された オリジナル音楽エフェクターソフト」として生まれたその経緯とサウンドを聞けばなるほどと膝を打つこと間違いなしの非常にユニークなプロジェクトなのだ。

サッポロ飲料は、2004年より日本国内で販売されているドイツ産天然炭酸水「GEROLSTEINER(ゲロルシュタイナー)」のキャンペーンとして、炭酸水で生成された音で音楽を奏でる、世界初の音楽プロジェクト「GEROCK(ゲロック)」を2012年4月27日より展開している。同プロジェクトでアーティストの使用している炭酸エフェクト同様の音楽エフェクターソフトとして、GEROCK公式ページ内で無償提供が開始されたのが、「GEROCK EFFECTOR(ゲロック エフェクター)」だ。

GEROCKプロジェクトは、天然炭酸水から生成される音を、「独自のエフェクト音」に変換して、「GEROLSTEINER(ゲロルシュタイナー)」の持つ「スッキリ」「爽快」な世界観を音楽で表現するミュージックプロジェクト。第一弾ではいま大注目のオオカミバンド「MAN WITH A MISSION」と映像監督「関和亮(せき かずあき)」のもと制作。その爽快でクールなPVは、Youtubeでの再生数が30万回を超えるほどの人気コンテンツとなっている。そのPV内で使われているのと同様のエフェクターが一般にも公開されたというわけだ。


▲GEROCK EFFECTORは、GEROCK公式ページで公開中(画面左)。BIG MAMAによるメイキング映像も公開中(画面中)。写真右のGEROLSTEINERは、ドイツで100年以上愛されている天然炭酸のナチュラルミネラルウォーター。カルシウム、マグネシウムをはじめとしたミネラル成分を含んだ硬度1310mg/lの硬水で、天然炭酸の爽快感によって、高硬度ながらすっきりとした味わいであるのが特長。

7月9日に公開された「GEROCK EFFECTOR」は、同プロジェクトでコラボレーションしているアーティストのPVでも登場している、炭酸水を開けたときや振ったときに発生する「シュワー」といった炭酸音を変換した、独自のエフェクト音を体感できる音楽エフェクターソフト。

GEROCK公式ページ内でダウンロードすることで、MacOS X用のGaragebandなどの音楽制作ソフトで使用することができ、楽器音に「スッキリ」「爽快」な要素が加わるとしている。「GEROCK EFFECTOR」を使うことで、コラボレーションしているアーティスト達が本プロジェクト内で制作した楽曲さながらの音楽をユーザーが作ることができるのだ。

「GEROCK EFFECTOR」の対応OSは、MacOS X 10.4以降とWindows Vista以降。AUおよびVSTプラグインとして動作する。対応ホストアプリケーションとしては、Logic、AbletonLive、Garageband(以上、Mac)、Cubase、AbletonLive(以上、Windows)などが挙げられている。

その外観はギター用のコンパクト・エフェクター・ライクなもの。画面下のペダルでON/OFF、画面上のつまみで「炭酸音の上昇感・残響感を調整」できるようになっている。その音は、一聴するとフランジャーのような感触だが、実際に炭酸の音を使ったというだけあって、爽快感が感じられるユニークなサウンドとなっている。エフェクトを通すサウンドによってエフェクトのノリやテイストが変わってくるので、さまざまなソースで試してほしい。

また、GEROCKコラボレーションアーティスト第二弾は、全国のフェスに登場し、ワンマンライブチケットの入手が困難な今注目のバイオリンとロックを融合させたバンド「BIGMAMA」に決定。現在、「GEROCK(ゲロック)」サイト内ではメイキング映像を公開中で、7月中旬には、彼らが炭酸エフェクトを利用したオリジナル楽曲をPVと共に公開される予定。今後の展開にも注目したいプロジェクトだ。



◆GEROCK(ゲロック)
◆BARKS 楽器チャンネル
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