圧倒的な視認性で素早く正確なポリフォニック・チューニング、コルグのギター/ベース・チューナー「pitchblack Portable」登場

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コルグは、コルグ独自の機能を多数盛り込んだポリフォニック・チューナー「pitchblack Portable」(3カラー)を2月中旬より発売する。

「pitchblack Portable」は、視認性抜群の高輝度LEDディスプレイを搭載し、スピーディかつ正確無比なチューニングを実現するギター/ベース用ポリフォニック・チューナー。アルミ押し出しによる横型スリム・ボディで、エフェクト・ボード内の隙間に収納したり、アンプの上に置いたりと、あらゆるスペースに無駄なく設置可能だ。

各弦の音程のずれを視覚的に一瞬でチェックでき、素早く±0.1セントの超高精度チューニングが可能。また、ケーブルの断線を検知するコルグ独自のケーブル・チェッカー機能も搭載し、ステージはもちろんスタジオ・ユースにも最適なモデルだ。ラインナップは、美しいヘアラインを身にまとったアルミニウム・ブラック/アルミニウム・レッド/アルミニウム・シルバーの3モデル。ワンランク上のギター/ベース・チューニングを提示する。

高い視認性を誇る大型ワイド・ディスプレイと高輝度LED表示も大きな特徴。プレイヤーの目線に対して緩やかなカーブを描く150mm幅の大型ワイド・ディスプレイに、カラフルで見やすい高輝度LED表示を実現。足元やアンプの上、離れた位置、暗いステージ上など、いかなるシチュエーションにおいても高い視認性を誇る。

そして、「pitchblack Poly」同様の新開発ポリフォニック・チューニングを搭載。すべての開放弦を一度に鳴らすと、本体下部のポリフォニック・メーター(グリーン/レッド)が作動。どの弦のチューニングがずれているかが一目でわかるので、ずれている弦のみを調整すれば完了(全弦ジャスト・チューン時には、グリーンのLEDが横一直線に並ぶ)。また、すべての開放弦が鳴った状態で、ずれている弦のペグを回すと、その弦を自動で検知する「String Seeker(ストリング・シーカー)」機能を搭載。弦の音名を表示しつつ、本体上部のラージ・メーター(ホワイト/ブルー)にチューニング状況を瞬時に拡大表示するので、ずれた弦を逃さず確実に、素早くチューニングを行える。なお、弦を単音で鳴らすと、ラージ・メーターによる通常のクロマチック・チューニングを行える。

メーター・ディスプレイ・モードは、プレイヤーの好みに合わせ3種類か選択可能。針式メーターのチューナーと同様の「レギュラー・メーター」、ラージ・メーターのLED点灯の流れが止まるように楽器をチューニングする「ストロボ・メーター」、ラージ・メーターの流れが止まり、中央のLEDだけが点灯するように楽器をチューニングする「ハーフ・ストロボ・メーター」を備える。ストロボ・メーター選択時は、ピッチのずれを±0.1セントまで表示でき、細かな誤差まで捉えた超高精度のフォーカス・チューニングが可能だ。

本機が特に威力を発揮するのは、フローティング・タイプのトレモロ・ユニットを持つギターだ。トレモロ・ユニットを持つギターは、チューニングする際にもトレモロ・ユニットが上下してしまうため、1度合わせても他の弦を弾くとずれてしまったり、トレモロ・アームの位置で全体のチューニングが変わってしまったりする。このようなギターにはそれぞれの弦と弦の音程の間隔が一定かどうかという相対的なチューニングが必要であり、すべての弦のチューニングが一目でわかる「pitchblack Portable」は、このタイプのギターのチューニングに最適なのだ。

このほか、ギター/ベースの判別を自動で行う、コルグならではの機能を搭載(ベースは4~6弦に対応)。レギュラー・チューニング以外にも、フラット、カポタスト、ドロップDの変速チューニングに簡単に設定できる。また、ケーブルの断線やショートを警告し促す「ケーブル・チェッカー」や、Buffer Outにより音質変化を軽減、音を消してチューニングできる「ミュート機能」の搭載もポイント。オプションのACアダプター使用時には、DC OUT端子から他のエフェクト・ペダルなどに電源を供給可能。DC OUT専用に電源回路を持っているため、エフェクト・ペダル専用のパワー・サプライと同じクオリティの、ノイズのない安定化された9V・200mAの電源を供給できます。また市販のDCケーブルを接続すると、複数のエフェクト・ペダルに電源を供給でき、エフェクト・ボード内の電源配線をシンプルにすることができる。

◆pitchblack Portable
価格:8,400円
発売日:2013年2月中旬

◆pitchblack Portable 製品詳細ページ
◆コルグ
◆BARKS 楽器チャンネル
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