ヤマハ、TLFスピーカー専用アンプにMP3再生機能搭載、モバイルバッテリーにも対応、TLFアンプモジュール「TLF-AM2」

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ヤマハは、TLFスピーカー専用アンプモジュール「TLF-AM2」を4月上旬より発売する。

近年の広告・販促媒体として、ディスプレイなどの電子的な表示機器に情報を発信する「デジタルサイネージ(電子看板)」が店頭・公共空間・交通機関などへの利用が広まっている中、ヤマハは音声による情報提供媒体「サウンドサイネージ(音響看板)」を実現するTLFスピーカーを2011年12月より発売している。TLFスピーカーは鋭い音の指向性を持ち、スピーカーから近くても遠くても耳元でささやくような音で情報を提供するため、駅での交通広告や店頭、展示会場のブースなど大きな音を出せない環境で利用されている。

今回登場のTLFアンプモジュール「TLF-AM2」は、新たに「MP3再生機能」を搭載し、別途機器を用意することなく音声の再生を可能にした。また、市販の「USBモバイルバッテリー」に対応し、電源が取れない場所での使用を実現したのが大きな特徴だ。

MP3大生機能は、MP3フォーマットで記録した音コンテンツをSD/SDHCカードに保存し、「TLF-AM2」のSDカードスロットに挿入することで、MP3ファイルの再生が開始される。1枚のSD/SDHCカードに複数のMP3ファイルを保存している場合、すべてのMP3ファイルをリピート再生する。また、「TLF-AM2」本体のAUDIO IN端子に別途音声再生機器を接続することで、SDカードに記録されている音声とミックスして再生することが可能だ。

USBモバイルバッテリー対応は、本体のUSB mini B端子に、市販のスマートフォンやタブレット端末用の「USBモバイルバッテリー」を接続して利用できるというもの。電源がない場所での使用や稼働する什器への組み込みが可能。USBモバイルバッテリーを利用しない場合は、付属のmini USB-ACアダプタで給電することができる。

このほか、再生音量アップも図られている。TLFアンプモジュール「TLF-AM1」(2011年12月発売)と比較した場合、瞬間最大2.8倍に音圧アップ(瞬間最大音圧レベル101dB SPL 1kHz @1m A0サイズ)。設置場所の雑踏にまぎれることなく、音声コンテンツを届けることが可能だ。

◆TLF-AM2
価格:オープン
発売日:2013年4月上旬

◆TLF-AM2 製品詳細ページ
◆TLFスピーカー
◆プレスリリース
◆ヤマハ
◆BARKS 楽器チャンネル
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