島村楽器×カノウプスのコラボレーションによるスネアドラム「SAC1450」「SAC1465」、コンセプトはメタルスネアの新スタンダード

2014.1.12 13:23

島村楽器は、カノウプス社とのコラボレーションによるスネアドラム「SAC1450」「SAC1465」を発売した。

「SAC1450」「SAC1465」は、島村楽器とカノウプスのコラボレーションモデル第3弾。1.2mmアルミシェル＋クロームメッキ×8テンション”という特異なスペックを持ち、幅広い使い方ができるメタルスネアのスタンダードをコンセプトに開発されたスネアドラムだ。サイズは「SAC1450」が14×5インチ、「SAC1465」が14×6.5インチ。

いずれもファットな響きの中にも、しっかりとした輪郭を持たせ、アルミシェル特有のカリッと乾いたサウンドで独特の存在感を発揮。日本刀の刃（YAIBA）がぶつかり合う緊迫感をイメージし、YAIBAと名付けられたラグ＝YAIBA LUGは、凛とした面持ちを演出するとともに、ダイキャストラグならではの倍音とサスティーンをコントロールし、扱いやすさを実現。このYAIBA LUGとの相乗効果で音離れが良く、イヤな倍音が残らないのも特徴だ。

2.3mm厚のスチールフープは、芯のしっかりした広がりのあるサウンドを演出。ベースとなるフィルムに“Hazy Film”を使用したカノウプス“Hazy Coated Head”（by REMO USA)）は、クリスピーで低音域から高音域までバランスよく表現する。また、演奏中のスネアワイヤーの緩みを防止するため、ストレイナーの調整ノブ部にナイロンナッドを使用、最適なトルクをもたせている。また、味わいのあるスネアサウンドを演出するためにヴィンテージスネアワイヤーを採用している。

こだわりぬいたスペック、そしてカノウプス社の正確なエッジ加工が加わり、チューニングがしやすく思い通りのサウンドを短時間でつくることができる楽器になっている。これからの定番になりうる力量をもった「SAC1450」「SAC1465」は島村楽器店頭でチェックを。