iPhone/iPadで曲データの購入から楽器への転送まで一元化、ヤマハのiOSアプリ「MusicSoft Manager V2.1」リリース、好きな曲の練習・演奏をより手軽に

ヤマハは、iPhone/iPod touch/iPad向けアプリケーション「MusicSoft Manager（ミュージックソフトマネージャー）V2.1」の提供を開始しした。App Storeから無料でダウンロードすることができる。

「MusicSoft Manager」は、ヤマハの電子楽器向け曲データ（MIDI）を購入してそのまま楽器へ転送ができるiPhone/iPod touch/iPad向けアプリケーション。

ダウンロードした曲データを楽器に転送すれば、豪華な伴奏付きで演奏することや、伴奏のテンポをゆっくりにしたり片手のパートをミュート（消音）して自分のペースで練習することが可能。また、楽器で曲データを再生させて自動演奏を楽しむこともでき、弾き方やアレンジを参考にしながら聴くこともできる。

新バージョンでは、データ転送が簡単になり、楽器側では操作が煩わしかったデータの名前の変更などのデータの管理も簡単に行えるようになった。演奏を録音したデータなど楽器にあるデータをアプリ内のライブラリに追加しバックアップすることも可能。さらにパソコンやDropboxへ転送したり、反対にパソコンやDropboxにあるデータを取り込むこともできる。

曲データ（MIDI）のラインナップ数は11,000以上。ピアノの練習に適した「伴奏付ピアノ」、「ソロピアノ」データや、メロディと伴奏が入った、原曲に近いアレンジの「カラオケ」データ、鑑賞向け「リスニングピアノ」データを用意する。購入は1曲単位で行える（1曲200円）。

ショップ機能を追加したことで楽器への曲データの転送がより手軽になったほか、ユーザーに通知される「プッシュ通知」機能を使って、新しいコンテンツの情報を即座に得ることもできるようになっている。

V2.1リリース時点での対応楽器はクラビノーバ「CVP-600シリーズ」と電子ドラム「DTX400シリーズ」で、今後発売される電子楽器にも随時対応していく予定（※2014年3月6日発表のクラビ ノーバCLP-500シリーズにも対応予定）。

◆MusicSoft Manager V2.1
価格：無料
対応機種：iPhone 3GS/4/4S/5/5s/5c、iPod touch （第4/第5世代）、iPad （第3/第4世代）、iPad2, iPad mini/iPad mini Retinaディスプレイモデル、iPad Air。いずれもiOS 6.0以降対応。


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