コルグ「Rimpitch」はアコースティック・ギターの新スタイル、サウンド・ホールに取り付けるチューナー

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コルグは、、アコースティック・ギターのサウンド・ホールに取り付けることで、視認性とステルス性の両方を実現するチューナー「Rimpitch」を4月下旬より発売する。

「Rimpitch」の最大の特徴は、その形状にある。コルグ「AW-1」の登場以降、アコースティック・ギターのチューニングといえば、クリップ・チューナーを使うのが定番だ。しかし中には、ヘッドに取り付けたクリップ・チューナーでは「距離があってなんとなく見づらい」「ヘッドにチューナーがあるとなんだか煩わしい」と感じる人もいるはず。そこで考えられたのが、「Rimpitch」のユニークかつ画期的な形状だ。

「Rimpitch」は、アコースティック・ギターのサウンド・ホールに取り付けて使用する、6弦アコースティック・ギター専用のチューナー。目線に近い位置からチューニング・メーターをさりげなく確認できる、非常に見やすいデザイン。サイズもコンパクトで、ホール内側に取り付けるため見た目の煩わしさもない。


▲サウンドホールへの取り付けイメージ。右は本体裏側。

取り付け位置は、サウンド・ホールの下側。これまでになく自然な目線で、至近距離からチューニング・メーターを確認可能。また奏者だけがさりげなく視認できる位置に取り付けるため、観客の目にほとんど触れないのも大きなメリット。ライブなどでチューナーを取り付けている姿を見せたくない人にとっても最適なチューナーというわけだ。チューニング・メーターと弦音名の表示には高輝度LEDを採用。暗いステージでも高い視認性を誇る。

本体は円形の直径100mm±3mmのサウンド・ホールに取り付けることが可能。さまざまなアコースティック・ギターにフィットするデザインとなっている。落下を防ぐフックや、ギターとの接触面はゴムでできており、大事なギターを傷つける心配もない。また、ギターに取り付けたまま一緒にギター・ケースに収納できるのもうれしいところ。持ち運びや保管にも非常に便利だ。

「Rimpitch」のピッチ検出はギター本体の振動を拾うことで行われる。ギターのボディにピエゾ・ピックアップが近接する構造のため、音の検出は素早く正確だ。


<おもな仕様>
音律:12平均律
測定範囲(サイン波):E2(82.41Hz)~E7(2637.02Hz)
測定精度:±1 セント以内
基準ピッチ:440Hz
外形寸法:69(W)x 57(D)x 30(H)mm
質量:32g(電池含む)
電池寿命:約8 時間(A4 入力 連続動作時)
取付可能サイズ:円形の直径100mm ±3mm
付属品:動作確認用CR2032 型リチウム電池(3V)×1個

◆ACOUSTIC GUITAR TUNER Rimpitch
価格:2,500円(税別)
発売日:2014年4月下旬予定


◆Rimpitch 製品詳細ページ
◆コルグ
◆BARKS 楽器チャンネル
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