世界トップクラスの演奏家によるレッスンとコンサート「第20回 浜松国際管楽器アカデミー＆フェスティヴァル」開催概要決定

浜松市は、「音楽の都　浜松」活性化事業のひとつとして、浜松市文化振興財団、浜松市アクトシティ音楽院、ヤマハ株式会社、ヤマハ音楽振興会との共催により、世界でもトップクラスの管楽器奏者の協力を得て、「第20回浜松国際管楽器アカデミー＆フェスティヴァル」を開催する。日程は、8月4日（月）～8月9日（土）の6日間、会場はアクトシティ浜松。

2014年で20回目を迎える「管楽器アカデミー」は、次世代を担う優れた管楽器演奏家の育成を目指して1995年より開催、世界的に著名な演奏者を講師として招き開講する。同アカデミーでは、受講生はどのクラスでもピアノ伴奏付きの音楽性の高いレッスンを受けることができ、聴講生はこれらを自由に聴講できるという恵まれた環境を提供。また、20年の間に、受講生の中からは内外で活躍する多くの管楽器奏者が誕生している。

20回を迎える今回のアカデミーでは、受講生から要望の高かったトロンボーンクラス（バストロンボーン）を増設。募集定員は、受講生120名（１クラス8名、15クラス）と聴講生250名の計370名。

アカデミー講師陣は、日本人講師としてアカデミー開催に尽力している国際的フルート奏者工藤重典、地元浜松出身サクソフォン奏者須川展也、そしてシアトル交響楽団首席トロンボーン奏者の山本浩一郎ら3名、さらに外国人講師12名が集う。外国人講師の中には初参加として、マドリッド交響楽団首席クラリネット奏者ヴィセンテ・アルベローラ、北ドイツ放送交響楽団首席ホルン奏者イェンス・プリュッカー、ロサンジェルス・フィルハーモニック首席トランペット奏者トーマス・フートゥンら3名が名を連ねる。

第19回までのアカデミーの延べ修了者数は2,599名を数え、内外を通じて最も参加者の多いアカデミーの一つとして、内容とともに評価されている。

■20回記念「ドリーム・オーケストラ2014」が演奏する「オープニングコンサート」

「フェスティヴァル」には、アカデミー講師らによる「オープニングコンサート」、そして受講生選抜メンバーによる「プレミアムコンサート」などを用意。今回は第20回記念として「オープニングコンサート」の趣向を凝らしている。クラシック音楽を志す学生をはじめ、浜松市民ほか多くの人が足を運べるよう、アクトシティ浜松・中ホールなどで開催予定。

●アカデミー講師、修了生、浜松フィルハーモニー管弦楽団メンバーなどによる「ドリーム・オーケストラ2014」が出演。一期一会の「オープニングコンサート」

講師であるトップアーティストが一堂に会する恒例の「オープニングコンサート」（8月4日（月） アクトシティ浜松・中ホール）には、今回、オーケストラが登場。前半はアカデミー講師中心の室内楽、後半は管楽器パートを講師とアカデミーの修了生、弦・打楽器パートを浜松フィルハーモニー管弦楽団が担当する特別編成「ドリーム・オーケストラ2014」の演奏。第20回のオープニングにふさわしい、一期一会の豪華な組み合わせだ。

●選抜受講生による「プレミアムコンサート」

「プレミアムコンサート」（8月8日（金）アクトシティ浜松・音楽工房ホール）は、アカデミー講師が推薦する優秀な受講生たちがピアノ伴奏付で演奏するコンサート。優秀者は浜松市主催の「第12回浜松若きヴィルトォーゾコンサート」（12月7日（日）アクトシティ浜松・音楽工房ホール）に出演することができる。

このほか、以下のイベントを予定している。

・講師によるソロコンサート　（8月6日（水）アクトシティ浜松・音楽工房ホール）
・公開講座「アレキサンダー・テクニーク」※（8月7日（木）アクトシティ浜松・音楽工房ホール）
　※身体の使い方を改善し管楽器演奏に適した演奏性の向上を目指す講座

＜フェスティヴァル概要＞

●オープニングコンサート
日程：2014年8月4日（月）　18:30開演
内容：アカデミー講師によるアンサンブル、「ドリーム・オーケストラ2014」の演奏会
出演者：講師全員、浜松フィルハーモニー管弦楽団、アカデミー修了生
会場：アクトシティ浜松 中ホール
入場料（税込）：全席自由 一般：5,000円/4,000円、高校生以下 1,500円

●プレミアムコンサート（受講生選抜）
日程： 2014年8月8日（金） 18:00開演
内容：アカデミー受講生選抜の演奏会
出演者：受講生選抜（15名）
会場：アクトシティ浜松音楽工房ホール
入場料：全席自由、入場無料、整理券必要

受講方法やフェスティヴァルのチケットなどの詳細は下記リンクから。


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