ローランドから演歌・歌謡曲向けカラオケ練習機「VT-12-EK」発売

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ローランドは、演歌・歌謡曲向けのカラオケ練習機「VT-12-EK」を、7月11日より発売する。

「VT-12-EK」は、歌っている声の音程確認や、リズム感を養うためのメトロノーム機能、そして本体への録音機能や、オリジナル課題曲も内蔵したカラオケ練習機。

「VT-12-EK」の形状や名称から、2012年に発売されたボーカル・トレーナー「VT-12」を思い出す人も多いはず。「VT-12」は、米国バークリー音楽大学の教則本を同梱し、歌の上達を目指す人に新たな楽しみ方を提案してきたモデル。今回の「VT-12-EK」は、演歌・歌謡曲向けに「VT-12」の内容を変更し、カラオケ愛好家のための練習機として発売するモデルなのだ。

「VT-12-EK」には演歌・歌謡曲専用の練習曲を搭載。その練習曲を歌いながら、本来の音程と実際の声の音程のズレを目で確認したり、メトロノームでリズム感を養ったり、自分の歌声を本体で録音し、それをすぐに聞き返すという練習を繰り返すことでカラオケの上達を目指す。

上手に歌を歌うためには、正しい音程で発声することが重要。「VT-12-EK」は歌声の音程をすばやく表示し、正しい音程との「ずれ」を目で見て確認することが可能。また、正しい音程を確認するための基準音(12音階24半音)も内蔵。基準音を聞きながら歌声の音程を表示することもできるので、正しい音程を身につける練習が行える。さらに2声の音程同時検出にも対応。デュエット曲やハーモニーの練習も可能だ。

リズム感を鍛えるのに不可欠な、メトロノームも内蔵。メトロノームを鳴らしながら歌声の音程を表示させれば効率よく練習が行える。ボタンを押す間隔でテンポ設定ができる「タップ機能」にも対応する。

カラオケを練習をするために用意されたのは、2つのモード。「ウォームアップ・モード」では、のどを温め、筋肉をストレッチするなど、発声練習のための曲を、女性用、男性用でそれぞれ収録。「エクササイズ・モード」は演歌や歌謡曲で必要な呼吸のコントロールなど、テクニック向上のための曲を内蔵している。

演歌や歌謡曲を歌うのに必要な技術を学ぶことができる専用の練習曲を内蔵している。それぞれの曲には、女性の高い音域と低い音域、男性の音域という3つのバリエーションがあり合計10曲28パターンを内蔵。また、練習曲以外に、歌唱例入りとカラオケが用意されたオリジナルの課題曲を3曲収録。オリジナル課題曲は、カラオケJOYSOUND/UGAでも配信されるため、友人などと練習の成果を披露することができるのもポイントだ。さらに内蔵曲すべてに連動した練習ガイドブック(全76ページ)も同梱。楽譜が読めない人でも音程がわかる「ピアノロール」表示があるなど、わかりやすい内容になっている。

「レビュー機能」も練習には有用な機能だ。内蔵の練習曲を再生するのと同時に本体マイクから音を録音、歌い終わるとすぐに自分の歌声を聞き返すことが可能。録音された歌は、聞き返す際にも音程を表示でき、直すべきポイントが明確になるため、上達するまで何度も練習を行える。

◆VT-12-EK
価格:オープン
発売日:2014年7月11日(金)

◆VT-12-EK 製品詳細ページ
◆ローランド
◆BARKS ローランド チャンネル
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◆BARKS 楽器チャンネル
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