80年代シンセサウンドが蘇る! UVIからフェイズディストーションシンセコレクション「Cameo」登場

ツイート

UVI Sounds & Softwareは、フェイズディストーションサウンドを継承したインストゥルメントコレクション「Cameo」を発売した。

「Cameo」は、80年代を席巻したフェイズディストーション(PD)方式のシンセサウンドを受け継いだ3つのインストゥルメントコレクション。PD方式はカシオのシンセサイザーが採用していた方式であり、「Cameo」という名称も「CASIO」にあやかったものだろう。

「Cameo」に含まれる3つのインストゥルメントは異なるアプローチによって生まれ、それぞれに固有のキャラクターとインスピレーション溢れるサウンドを有する。その中には、CASIOのクラシックシンセであるCZシリーズのCZ1、CZ101、CZ1000、CZ2300S、CZ3000そしてCZ5000のサウンドを継承したものから、UVIFalconの先進的なオシレーターとDSPアルゴリズムを装備した新世代のPDシンセまでをカバーする。各シンセの特徴は以下のとおり。

●Cameo CZ

ビンテージハードウェアの質感を持った、80年代のPDサウンドを肌で感じられるカスタムサウンドプリセットが豊富に用意されたインストゥルメント。

●Cameo CX

UVI定番のデュアルレイヤー/ハイブリッド技術を採用したインストゥルメントで、ありのままの波形を活用したサウンドデザインを得意とする。

●Cameo CM

Falconのウェーブテーブルオシレーターと先進的なDSPエンジンをPD合成に最適化した、新世代のPDシンセサイザー。

どのインストゥルメントにも、高品位かつ即戦力のサウンドプリセットを豊富に用意。すべての音色は簡単にエディット可能で、重ねたり、好みに合わせてプログラミングし直すことができる。また、その操作画面は音色と同様、ビンテージシンセの雰囲気を継承し、シンプルながらも音色造りに必要なパラメーターにアクセスし、フルプログラミングすることが可能だ。そして、同梱インストゥルメントには定評のSparkverbを含むエフェクトを装備、サウンドをより高度に仕上げることができる。

80年代シンセファンにっとても、PD愛好家にとってももちろんのこと、使えるシンセサウンドを探しているという人にも注目の「Cameo」は、UVI Workstation(無償ダウンロード)またはFalcon上で動作。64bitネイティブ動作、AAX形式を含むDAWのプラグインとしても扱うことが可能。iLokを利用したコピープロテクションは1ライセンスで iLokキーまたはPCに合計3つのデバイスで認証して同時使用できる。

発売記念として12月14日までは59米ドル(UVIストア)または7,560円(税込、国内のUVIセールスパートナー)で購入が可能となっている。


製品情報

◆Cameo
価格:129米ドル(UVIストア)/17,280円(国内のセールスパートナー)
発売日:2015年12月10日

この記事をツイート

この記事の関連情報