ティアックからハイレゾ対応コアキシャル2ウェイスピーカー「S-300HR」、チタン製ドームツイーター採用で50Hz~50kHzのワイドレンジ化を実現

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ティアックは、ハイレゾ対応コアキシャル2ウェイスピーカー「S-300HR」を1月下旬より発売する。

「S-300HR」は、独自のコアキシャル2ウェイユニットが生み出す優れた定位感と中域の表現力で高い評価を得た「S-300NEO」をさらに進化させ、ハイレゾ音源の理想的なニアフィールド・リスニングを自宅で実現するために設計されたハイレゾ対応のコアキシャル2ウェイスピーカー。天然木の突板の表面は美しい光沢仕上げで、レッド系のチェリーウッドを使用したチェリーと漆黒のピアノブラックの2色をラインナップする。

スピーカーの核となるコアキシャル2ウェイユニットのツイーター部には、新たにチタン製ドームツイーターを採用。50kHzまでのハイレゾ帯域の再生に対応する。ウーハー部はS-300NEOと同様、Air Dump Center Pole Systemを採用。高域の伸びに合わせてエンクロージャーのサイズも見直しを行い、「S-300NEO」の特長である定位の良さと中域の表現力はそのままに50Hz~50kHzのワイドレンジ化を実現している。


クロスオーバーネットワークは色付けのないフラットで素直な音を目指し、-6dB/octの特性を持つシンプルな回路を採用。磁気歪みの発生を抑える空芯コイルや高音質フィルムコンデンサーを採用するなどシンプルな回路を活かす部品を採用することで、ハイレゾ音源が持つ緻密な音を過剰に演出することなく表現する。

傷やへこみが付きやすい繊細なチタン製ツイーターを保護するためのプロテクターには、独自デザインにより高い開口率と強度を両立したステンレス製グリルを採用。通常のパンチング加工による金属加工では実現不可能な独自の開口部デザインパターンは、高精度なエッチング加工技術によるもの。狙った音質に追い込むことができる着脱可能な3点式スパイクと、床を傷つけずにピンポイントで受ける金属製のフットベースも付属する。

製品情報

<おもな仕様>
形式:コアキシャル2 ウェイ、リア・バスレフ方式
ユニット:ツイーター 25mm チタンドーム型
ウーハー」:130mm ペーパーコーン型
入力:50W(定格入力)、100W(最大許容入力)
インピーダンス:6Ω
再生周波数帯域:50Hz~50,000Hz
出力音圧レベル:86dB/W/m
外形寸法:184(W)×260(H)×229(D)mm
質量:4.4kg/台

◆S-300HR
カラー:チェリー、ピアノブラック価格:オープン
発売日:2016年1月下旬

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