古いアナログシンセからワイヤレス接続まで対応、ローランドからVAシンセ&スピーカー内蔵のMIDIコントローラー・キーボード「A-01K」
ローランドは、軽量で薄型の音楽制作用MIDIコントローラー・キーボード・ユニット「A-01K」を1月29日より発売する。ビンテージ・アナログ・シンセサイザーからMIDIキーボード、パソコン、さらにスマートフォンやタブレットなどモバイル端末などのBluetooth対応機器まで接続可能な、これまでにないタイプのキーボードだ。
「A-01K」は、最新の音楽制作に求められるさまざまな機器を接続できる新世代のMIDIコントローラー・キーボード。音源部の「A-01」と専用キーボード・ユニット「K-25m」から成るパッケージで、音源内蔵MIDIコントローラー・キーボードとして発売される。
ビンテージ・アナログ・シンセサイザー(CV/GATE)やハードウエアシンセサイザー(MIDI/USB)、Mac/PCなどのコンピューター(USB)、MIDIキーボードなど、接続方法が異なる機器を意識せず「A-01K」を経由し接続、演奏や操作をすることが可能。さらに、Bluetooth LEに対応し、タブレットやスマートフォンの音楽アプリをワイヤレスで操作することもできる。2本のタッチ式コントローラーと、4つのつまみを装備し、それぞれに任意のMIDI情報を割当て、音楽制作ソフトや外部MIDI機器のコントロールが可能。視認性の高い192×40グラフィックLCDで、アサインされている情報を本体だけで即座に確認できるのもうれしい。
「A-01K」は、他にはないユニークなシンセサイザー音源と小型スピーカーを搭載した「Roland Boutique(ローランド・ブティーク)」シリーズのラインアップである点にも注目。A4ファイルサイズ、電池駆動といった特徴はシリーズ共通。そして、他にないユニークなサウンドのバーチャル・アナログ・シンセサイザーである8ビットのCPU音源と、16ステップ・シーケンサー機能も搭載。単体のモノフォニック・シンセサイザーとして使用することができる。
▲音源部のA-01にはピッチ・ベンド、モジュレーション、サウンドプレビュー、CC、アサインが可能なリボン・コントローラーと4つのつまみ、LCD画面を搭載。背面には各種機器に対応するインターフェイスを備える。
▲A-01Kの接続イメージ。CV/GATEでアナログシンセ、USBでPC、MIDIでシンセや鍵盤、Bluetooth LEでスマホやタブレットの接続に対応。
▲キーボードはRoland BoutiqueシリーズのK-25m。3段階の角度調整が可能。
USBバス電源のほか電池駆動にも対応(単3形充電式ニッケル水素電池4本使用の場合、約12時間の連続使用が可能)。外出先での楽曲制作への活用もOK。キーボード・ユニットを同梱しているので、すぐに演奏が可能。ユニットはRoland BoutiqueシリーズのK-25mで、キーボードの角度が3段階で設定可能となっている。本体サイズは30×20.8×4.6cm、重量1.7kg(電池含む)の軽量・薄型のコンパクト設計。ボディには金属筐体を採用し、高い耐久性を実現しているのも見逃せない。
製品情報
価格:オープン
発売日:2016年1月29日
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