ティアックからDSD対応DAC搭載ポータブルヘッドホンアンプ「HA-P5」、カラフルなアクセサリーも用意

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ティアックは、DAC搭載ポータブルヘッドホンアンプ「HA-P5」を、3月下旬より発売する。

「HA-P5」はいつでも持ち歩きたくなるデザインの軽量なボディに、高出力ヘッドホンアンプとUSB DACを詰め込んだポータブルヘッドホンアンプ。

最大DSD 5.6MHz、PCM 192kHz/24bitのデジタル入力対応で、ほとんどのハイレゾ音源再生が可能。Windwos、Mac、iOS、AndroidからのUSBデジタル入力に対応、それぞれに対応するTEAC 専用ハイレゾ対応再生アプリ「TEAC HR Audio Player」も無償ダウンロードで用意する。iOSデバイスとの接続はUSB-Lightningカメラアダプタを使用せずダイレクトにハイレゾ音源の再生が可能だ。


▲側面にはゲイン、入力、USB充電の切り替えスイッチを用意。上面にはヘッドホン出力と光/同軸/ライン入力、底面にはオーディオ入力用のUSB Micro BとUSB A、電源、ライン出力コネクタを用意。

ヘッドホンアンプ部は160mW+160mW(32Ω)の高出力仕様でハイインピーダンスヘッドホンも余裕で駆動。さらにL/Rchのグランド完全セパレート設計の採用で、グランドセパレート駆動に対応するヘッドホンを接続して高音質なヘッドホンリスニングを楽しめる(グランドセパレート駆動には4極プラグのイヤホン/ヘッドホンが必要、3極プラグも使用可能)。また、同軸デジタル/光デジタル/アナログ入力とライン出力も備えるので、自宅のオーディオシステムの拡張にももってこいだ。

定評のある据え置き型USB DAC「UD-501」のDAC部と、ヘッドホンアンプ「HA-501」のアンプ部をベースに設計。高精度DACチップBurrBrown PCM1795を使用したDAC部により、デジタルファイルに込められた情報を隅々まで引き出し、ディスクリート構成のプッシュプル回路を採用したアンプ部によってヘッドホンを駆動することで、ハイクオリティなサウンドを楽しめる。

デザイン面では、人間工学の観点でゼロから見直し、「軽くて触り心地の良い」コンパクトなボディを目指した。質量は約180g。同社の今までのポータブル機と比べて最も軽く、快適に持ち運べる。また、普段持ち歩くものだからこそ高品質なものを、ということで日本での生産にこだわり、東京にある自社工場で一つ一つ丁寧に基板へのハンダ付けから出荷検査まで一貫して行われるのも見逃せない。

そして、「HA-P5」のある生活を彩るアクセサリーにも注目。「HA-P5」をさまざまなシーンで使用できるよう、国内専門ブランドから「HA-P5」専用の数々のアクセサリーが登場する。発表時点では、カラフルなVan Nuys製レザーラップ(日本製)、オーダー家具工房KOMA製無垢ウォルナット製HA-P5専用バレット・トレー(日本製)の登場がアナウンスされている(発売時期、価格は未定)。


▲発売予定のアクセサリ。「HA-P5」専用の本革レザーラップ(左)と無垢ウォルナット製専用バレット・トレー(中、右)。発売時期、価格は未定。

製品情報

<おもな仕様>
ヘッドホン出力端子:3.5mmステレオミニ端子×1(4 極グラントセパレート駆動対応)
ヘッドホン出力周波数特性:10Hz~100kHz(LINE IN入力時)
対応ヘッドホンインピーダンス:16Ω~600Ω
オーディオ(LINE)出力端子:3.5mmステレオミニ端子 ×1
オーディオ入力:端子 USB A端子×1、USB Micro B端子×1、3.5mmステレオミニ端子 ×1((アナログライン/光デジタル/同軸デジタル兼用)
電源:内蔵Li-ion充電池(USB充電対応)
電池持続時間:約5時間(iOSデバイス接続時)
外形寸法: 65.4×121.4×21.6mm(W × H × D)
質量:182g

◆HA-P5
価格:オープン
発売日:2016年3月下旬

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