sacra、「アンバランス」は独特の切ない心象風景もはらんだロック・チューン

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sacra独特の切ない心象風景もはらんだロック・チューン

先日、初の全国ツアーが終了したばかりのsacra
2ndシングル「アンバランス」を発表。
前シングル「イエスタデイ」とは異なるバンドのエモーショナルな部分を表現しつつも、
彼ら独特の切ない心象風景もはらんだロック・チューンだ。
そんなシングルについて、また終わったばかりの全国ツアーについて3人に直撃!

この曲、男女それぞれで解釈が異なるみたいなんですよ

sacra コメント映像 
コメント映像、スタート!

メンバー3人からメッセージが到着!
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2ndシングル(CD+DVD)
ディスコグラフィーへ
「アンバランス/夏の幻」

2004年7月22日発売
PYCE-6 \1,400(tax in)
※DVD付
(「アンバランス」「イエスタデイ(SPECIAL EDIT)」)

1. アンバランス
2. 夏の幻
3. アンバランス(back track)
4. 夏の幻(back track)
5. 手のひらを太陽に


ミュージックビデオ試聴実施中!

 「アンバランス」
「アンバランス」試聴へ!
ライヴ・スケジュール

2004年
07/24(土) 11:00~
<fm yokohama Special Program "ENOSHIMA HEAT MUSIC Vol.1">
会場:江の島片瀬西浜海岸 特設ステージ

08/01(日)20:00~21:00
<福井テレビまつり~ぺんたワイワイ夏祭り>
会場:福井駅前 特設会場
※無料(フリースペース)
[問]福井テレビ事業部 0776-21-2235


08/05(木) 18:30開演
<Beat Art Ring~ROUND 10>
会場:大阪 OSAKA MUSE
[問]OSAKA MUSE 06-6245-5389

08/07(土) 18:30開演
<Beat Art Ring~ROUND 11>
会場:名古屋ハートランドスタジオ
[問]ハートランドスタジオ 052-202-1351

08/17(火) 19:00開演
<Beat Art Ring~ROUND 12>
会場:渋谷 O-WEST
[問]DISK GARAGE 03-5436-9600 (平日12:00~19:00)

08/20 (金) 18:00開演
<TREASURE 052>
会場:愛知勤労会館
[問]サンデーフォークプロモーション 052-320-9100

08/22(日) 13:00開演
<はちのへ KISS in THE OCEAN 2004>
[問]同事務局 0178-43-5130


オフィシャル・サイト

プラティア・エンタテインメント
――最新シングル「アンバランス」は、夏のはじまりにふさわしい爽快なロックチューンに仕上がってますね。

木谷雅(Vo&G/以下、木谷):前作「イエスタデイ」とは違うバンドサウンドを知ってもらいたい、という思いで作りました。より僕らの素な部分を表現できた1曲になっていると思います。

加藤拓也(G/以下、加藤):特にイントロ部分とか、いろいろと音色にこだわって作りました。その結果、ストレートなラヴソングなんですけど、サウンドに遊びがある、面白い仕上がりになっているのかなと。

――確かに歌っている内容は、切ない感じですね。

木谷:男女それぞれの意見を聞くと、解釈が異なるみたいで。ちなみにこの歌詞を聴いてどういう内容だと思いました?

――禁断の恋系?

木谷:おっ! そう思うのは男性が多いんですよ。女性や純粋な心の持ち主には、ピュアなラヴソングに聴こえるらしいんですよ。

――すみません。心が汚れてて(笑)。

木谷:(笑)。解釈の違いという……この曲の面白さがすでに出ているのかなって。この曲は、去年の夏に書いたんですけど。誰もが日常で思っているんだけど、口に出しては言いづらい胸にためた言葉たちを綴ったつもりです。

足土貴英(B/以下、足土):ちなみに、僕にはピュアな恋の歌にしか聴こえませんでしたからね、この曲(笑)。でも、解釈の違いはあれど、恋をする人は、みんな共感できる内容じゃないのかなと。

――一方のカップリング曲「夏の幻」は、夏の終わりを連想させる、はかない感じのバラードですね。

木谷:これはカップリングにするにはもったいないくらいの、思い入れのある1曲。2年前の夏にメンバーや他の音楽仲間と一緒に山中湖にキャンプに行ったんですけど、そこで見た情景をもとに、過去のふれたくない恋愛経験を混ぜて完成させたものです。

――では歌詞のなかにでてくる“リストバンド”は実在するんですか?

木谷:家にありますよ。ペイズリー柄の紺のリストバンドなんですけど(苦笑)。

――2人は、そういった「夏の幻」的な経験はありますか?

加藤:まぁワンナイトはしょっちゅう(笑)…それは冗談として、それなりの経験はありますってコトで。

――足土さんは?

足土:僕らは弱さやずるさを隠したり、美化したくなるじゃないですか。それを「夏の幻」にね…。

木谷:そんなことは聞いとらん!

加藤:はぐらかすな!

足土:幻はですね…多々。これも幻、あれも幻っていう…。

――(笑)。この曲は足土さんの作曲ですね。

足土:バラードなんですけど、横ノリのある曲だと思うんですよ。確かに「イエスタデイ」に通じるところはあるんですけど、横ノリがあるぶん、違うものに聴こえるのかなと。速攻で完成したんですけど、すごくいい曲になりましたね。

木谷:この曲も僕らの裸の部分というか、何も飾らない部分を表現していると思います。

――さて。話は変わりますが、5~6月での初の全国ツアーはどうでした?

加藤:全国各地、どこもすごい盛り上がりで。たくさんの人とコミュニケーションがとれてうれしかったですね。

足土:鹿児島とか秋田とか、主要都市に負けない盛り上がりで驚きました。あと名古屋はさすが地元だけあって、観客はみんな温か……というか熱かった。水蒸気がでるほどの熱い盛り上がりでしたから。

――ツアー中、何か事件はありましたか?

木谷:ある時移動車のなかに、てんとう虫が入ってきたんですよ。車内にいるのは可哀想だからって、信号待ちのときに逃がしてあげたんですよ。なのに、羽も広げず道路に落ちちゃって。後続にはでかいトラックがいるから、これは信号が青になったら確実にひき殺される!と誰もが思ったんです。その瞬間、ドアの開く音が! 何と足土がてんとう虫を救ったんですよ! でも救ったのはいいんですが、その場所に買ったばかりのマンガ雑誌を置き忘れるという、オチをつけてくれましたけどね(笑)。

取材・文●松永尚久

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