英チャート、シングルはサッカー応援歌が3曲登場

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今週の英シングル・チャートは、先週に引き続き2週連続でエンヤとP.ディディをフィーチャーしたマリオ・ワイナンズの「I Don't Wanna Know」がトップを飾った。2位には、イングランド・サッカー・チームを応援する04/04/2002の「Come On England」が初登場。同曲は、デキシーズ・ミッドナイト・ランナーズのヒット曲「Come On Eileen」を元に作られた。

今週は、ヨーロッパ内のサッカー・トーナメント<ユーロ2004>が始まり、「Come On England」をはじめ3曲のイングランド・チーム公式/非公式応援歌がトップ10を賑わせている。先週10位に初登場した公式応援歌「All Together」は5位に上昇。これは、ザ・ファームの'90年のヒット曲をリミックスしたもの。またXFMが制作した応援歌、トゥイステッドXの「Born In England」は9位に初登場した。この曲は一般公募されたもの。ザ・リバティーンズやスーパーグラスのメンバーがパフォーマンスに参加している。

今週はこのほかに、オゾンの「Dragostea Din Tei」が3位に、セリーナ・ジョンソンをフィーチャーしたカニエ・ウエストの「All Falls Down」が10位に初登場した。

今週のアルバム・チャートは、フェイスレスの『No Roots』がトップに初登場。このため先週2位に返り咲いたキーンの『Hopes And Fears』は2位に後退した。3位はマリオ・ワイナンズの『Hurt No More』が先週の4位から1ランク・アップしている。

スーパーグラスがバンド結成10周年を記念して発売した『Supergrass Is 10-The Best Of 94-04』は4位にチャート・イン。このほか、キラーズの『Hot Fuss』が6位に初登場している。

Ako Suzuki, London
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