アイアン・メイデン、音楽療法団体から表彰される

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6月18日(金)付けで、アイアン・メイデンの公式サイトが伝えたところによると、バンドが世界の音楽療法の中心的組織、ノードフ・ロビンズからスペシャル・アチーブメント・アワード(特別功労賞)の表彰を受けたという。

音楽療法とは、音楽を聴くこと、または楽器を使って音を発することにより、体に障害のある人々の機能回復を図るものだ。日本でもここ数年医療関係者や音楽関係者を中心に注目を集めている分野で、ロンドンにセンターを置くノードフ・ロビンズはその中心的存在だ。

この賞に対し、プレゼンテーションに参加したバンドのボーカリスト、ブルース・ディッキンソンは「この賞は、我々にとって本当に名誉なことであり、ノードフ・ロビンズのセラピストたちのすばらしい活動に非常に感動している」と、受賞のコメントを述べている。

ちなみに、ニュースの中でその受賞理由が、彼らの活動から来ているものか、彼らのサウンドからきているものかは明らかにされていない。なんにしろ、アカデミックでマジメな音楽療法センターと、過激な歌詞とサウンドが売りのブリティッシュ・ヘヴィメタルの雄アイアン・メイデンの組み合わせは、なんともユニークだといえるだろう。

現在、アイアン・メイデンは、「ダンス・オブ・デス」ツアーの大成功後、充電のための休暇中だ。

Aki Kayamoto, NY

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