リック・ジェームスがLAの自宅にて死去

ツイート
'80年代に活躍したファンク・アーティスト、リック・ジェームスが8月6日にロサンゼルス、ユニバーサル・シティの自宅にて亡くなっているのを発見されたと、AP通信などが報じている。享年56歳であった。

ロサンゼルス警察のスポークスマンは「検死が終わってないが、彼は自然死の状態で亡くなっているように見える」と発表している。リック・ジェームスは糖尿病を患っており、さらに心臓にペースメーカーを付けていた。彼の3人の子供は彼の死因が心臓によるものであろうと語っているが、現在のところ正確な死因は明らかになっていない。

リック・ジェームスは'80年代に「Mary Jane」や「Give It To Me Baby」など数多くのヒット曲を産み出した。さらに「Super Freak」が後にMCハマーの大ヒット曲「U Can't Touch This」でサンプリングされたほか、数多くの彼の曲がヒップホップ・アーティストによって使用されている。また、最近ではアメリカで大人気のコメディアン、デイヴ・チャペルがテレビ・ショウ「Chappelle's Show」でリック・ジェームスをネタにしたコメディをやったことで、若い層にも彼の名前は浸透している。

その一方でリック・ジェームスは'80年代、'90年代に薬物や女性に対する暴力など多数の問題を起こしており、何年か刑務所に服役していたこともあった。そして、'97年にアルバムをリリースした際、そのツアー中に心臓発作を起こしたりと、健康上の問題も多く抱えていたという。

K.Omae, LA
この記事をツイート

この記事の関連情報

*

TREND BOX

編集部おすすめ

ARTIST RANKING

アーティストランキング

FEATURE / SERVICE

特集・サービス