プリンス、新PVが論争に

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テロ攻撃に対する安全対策で大きく揺れる米国で、プリンスの新PVが物議を醸している。問題となってるのは先日、発表された「Cinnamon Girl」のビデオ。クリップには、テロ事件が原因で学校でいじめられたアラブ系アメリカ人の女の子が、爆弾を抱えて空港で自爆することを思い描く映像がフィーチャーされている。

米CNNなどの有力メディアがこのクリップを取り上げ、論争が湧き起こった。ビデオに主演しているのはアカデミー賞主演女優賞に最年少ノミネートされたケイシャ・キャッスル=ヒューズ(14歳)。プリンスはこの件について見た人に判断を委ねるとし、コメントを避けている。

AP通信が伝えたところによれば、内容を見た人たちの意見は「良い意味でショッキング……プリンスは911以来直面しているアラブ系への偏見を伝えたメジャー・アーティスト」というものから「最悪の趣向」「エンターテインメント界を震撼させる」というものまでさまざま。アラブ系に対する人種偏見については今後も音楽界だけでなく各方面で議論が展開されそう。シングル「Cinnamon Girl」は最新作『Musicology』(日本盤'04年5月19日発売)に収録されている。

T.Kimura
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