マニックス、「ホワイト・ストライプスは最低!」

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マニック・ストリート・プリチャーズのベーシスト、ニック・ワイアーが、ホワイト・ストライプスやジェットに対して厳しいコメントを発している。ワイアーいわく、ストライプスのアルバムは「最低!」だそうだ。

ITV1の音楽番組『Orange Playlist』に出演したワイアーは、「世の中、くだらないバンドが多い」と話し、その例としてストライプスの名前を一番に挙げた。「ホワイト・ストライプス、全く理解できない。奴らが“2日でアルバムをレコーディングした”って言ったとき、“そうだろうな、そんな音だよ。一瞬でレコーディングしたから、あんなクソみたいなものができるんだ”って思ったよ。また、オーストラリア出身のジェットに対しては「奴らの音楽は、胎児並みの精神年齢しか持ち合わせていない」と批判した。

マニックスは11月1日、およそ3年ぶりとなる新作『Lifeblood』を発売する(日本盤発売10月20日)。ワイアーは、このアルバムを制作するにあたってデヴィッド・ボウイから多大なインスピレーションを受けたとXFMに語っている。「ボウイの“Ashes To Ashes”は、このアルバムに大きな影響を与えてる。あれは偉大なポップ・ソングだよ。あんなに暗くて心が乱れる歌詞なのに、TV番組で流された途端、母親や父親までが口ずさむようになった。俺達も、ああいう破滅的ながらも一般に受け入れられるってものを作りたかったんだ」

バンドは、12月にUKでアリーナ・ツアーを行なう。ロンドンでは、12月9日にウェンブリー・アリーナでショウを行なう予定。

Ako Suzuki, London
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