ジェイ・Z、R.ケリーの合同ツアーが破局

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ジェイ・ZとR.ケリーによる合同ツアー<Beast Of Both World>がツアー途中のマジソン・スクウェア・ガーデンでの公演を最後に、残り日程が全てキャンセルされたと、Billboard.comなどが報じている。

すでに報じられている通り、<Beast Of Both World>ツアーは10月24日・26日の公演をキャンセルした後、10月30日にはニューヨークのマジソン・スクウェア・ガーデンにて予定通り公演を敢行。しかし、このマジソン・スクウェア・ガーデンのコンサートで事件が起こった。まず、R.ケリーがステージ上で二人の観客が銃を掲げているのを目撃したとして、ショウが一時中断。セキュリティが捜索したところ、銃を持った観客は見つからなかったが、R.ケリーは夜9時半頃にショウの中止を宣言。そして、R.ケリーの広報担当曰く、ショウの中止に腹を立てたジェイ・Zの側近がR.ケリーと彼のボディガード二人に対して、催涙スプレーを発射し、その後、R.ケリーとボディガードの三人は病院で治療を受けたという。

実際にジェイ・Zの側近が催涙スプレーを発射したかは定かではないが、ジェイ・ZはR.ケリーがショウを中止した後に続けてライヴを行なっており、ジェイ・Z自身は催涙スプレーが発射された件に関して何も知らなかったという。そして、ジェイ・Zはコンサートの翌日にラジオ曲ホット97の番組の中で「マジソン・スクウェア・ガーデンの中で銃が発見されなかったのに、R.ケリーがなぜステージを降りたのか理解出来ない」と発言している。

R.ケリー側はツアーの残り日程を全てキャンセルすることを発表。また、ツアーのプロモーターはジェイ・Zが一人でツアーを行なう可能性を発表したが、現在のところジェイ・Zの広報担当はソロ公演の有無を明らかにしてない。また、R.ケリーの弁護士は催涙スプレー発射に関して、ジェイ・Zの側近に対する訴訟を起こすとも発表している。

K.Omae, LA
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