アラニス・モリセット 読者ライヴレポート&バックステージレポート!

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夢にまで見たアラニスに万華鏡を手渡すと……Emiさん

憧れのアラニスに会えるということで、この一世一代の大舞台のために前日から手紙やプレゼントの準備に大わらわでした。悪戦苦闘しながらなんとか英語で手紙を書き上げ、プレゼントは方々を巡り悩みに悩み、ちりめんでできたクマのぬいぐるみと万華鏡と入浴剤を選びました。また、私は趣味でピアノをやっていることもありバンドのキーボードプレーヤーのザックに注目していて、東京公演一日目の彼のソロにとても感動したので彼にも手紙を書きました。彼へのプレゼントには、握るとリラックス効果のあるという絶妙なやわらかさの犬のぬいぐるみ(自分で勝手に“ザッ君”と命名)を選びました。

スタッフの方に案内され廊下で待機していると私達の前をバンドメンバーのジェイソンやデイヴィッドが笑顔で通り過ぎて行きました。ところが、丁度ザックが通り過ぎたときに私はよそ見をしていて気づかなかったのです。結局ザックへのプレゼントはスタッフの方に託しました。

そしてついにその時が訪れました。壁にインド風の色とりどりの布がかけられた部屋に入ると、そこに夢にまで見たアラニスの姿が!

私は、昨日のコンサートがとても素晴らしかったこと、今日アラニスに会えることを考えたら興奮して眠れなかったことを伝えました。たどたどしい英語でどこまで伝わったかはなはだあやしいものですが、アラニスは笑顔で何度も頷きながら聞いてくれます。プレゼントの中でも特にイチ押しの万華鏡を「中、覗いてみて!」と言って手渡すと、“Wow!”とか、「天文学者になったみたい!」とか言いながら楽しそうに見ていました。そして私の着ていたTシャツに書いてあった英語に大ウケ……。後で調べてみたところ、どうやら「私の人生は超劇的!」というすさまじく恥ずかしい言葉だったようです。でも、アラニスに楽しんでもらえたのなら本望! このTシャツも思い出深い一品になりました。

今回のMeet&Greetはほかのメディアからの応募もあり10人ほどの大所帯だったのですが、アラニスはその一人ひとりに本当に優しく丁寧に接してくれていました。そして、何より本当に綺麗! 内面からあふれ出る美しさできらきら輝いていました。

その後、まだまだ興奮冷めやらぬ中ライヴに参戦。「Eight Easy Steps」で元気に登場してきたアラニス……と、なんとその後ろのザックのキーボードの上にはザッ君が座っているではありませんか! しかも、「Hands Clean」の途中ではデイヴィッドがギターを弾きながらザッ君に歩み寄りそのまま鼻にキス! にわかには信じがたい光景に思わず一人で黄色い声を上げてしまいました。

かわいい子を送り出した親(?)の身としては気が気でなく、目でアラニスを追いながらも同時にザッ君を見守るという非常に忙しいことをやっていました。

この日のアラニスは前日よりもさらにのびやかな声で、まるで体全体が熱風につつみこまれるような感じがしました。もちろんザックのソロも最高! セットリストも一日目と変わっていてとても新鮮でした。きっと、二日連続で来るお客さんのために工夫してくれたんだろうなぁ。やっぱり優しいなぁ、アラニス。最後は「Thank U」で締めくくり、何度も大きく手を振って応えてくれました。そしてステージから去るとき、ザックはちゃんとザッ君を連れて行ってくれました。よかった……。

最高のステージをありがとう、アラニス! サインと写真は一生大事にします。一生涯あなたのファンです! また日本に来てね。それから、ザッ君をかわいがってくれて本当にありがとうザック!

Reported by Emiさん
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