ザ・ストリーツ、賭博にはまり家のローンを組み直し

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バーミンガム出身のラッパー、ザ・ストリーツことマイク・スキナーが、賭博にはまり、とんだ目に遭ったことを明かした。スキナーは、ギャンブルで多額なお金を失い、家のローンを組み直したり、USAツアーを危うくキャンセルしかけたという。

スキナーは、『Time Out』誌のインタヴューでこう話している。「飲み過ぎて、ものすごい金額を賭けたんだ。正直言って、USツアーをキャンセルしかけた。ツアーの金をカジノで使っちまったから。すごい金額、負けたんだ」

スキナーは、今年リリースした2ndアルバム『A Grand Don't Come For Free』が大成功して以来、賭博にはまるようになったという。彼は、セレブが集まるようなクラブやパーティに顔を出すタイプではなく、もっぱら昔からの友人と飲んだり賭けをするのを好んでいた。

しかし、事態が家のローンを組み直すところまで発展したとき、自分の問題に向き合うことにしたのだという。彼は現在、ギャンブルだけでなく、酒も控えている。「今年は、自分の抱えている問題に直面しなきゃならなかった。俺は、音楽以外のことでは問題だらけだ。生き方が上手くないんだよ。だんだん、良くなってきてるけどな」

労働者階級の生活をラップして有名になったスキナーだが、本当は中流階級出身との噂もあり、その素顔は“ワル”とはほど遠く真面目だと言われている。深刻になる前に、自らの問題に対処できたのもその証だろう。

Ako Suzuki, London
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