ブラーのデーモン「バンド・エイドはただの始まり」

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バンド・エイド20に参加はしなかったものの、スタジオに姿を現し、アーティストやスタッフにお茶を振舞ったブラーのデーモン・アルバーンが、アフリカの危機についてXFMに話をした。アルバーンはバンド・エイドのシングルは「ただの始まりであって、これからもミュージシャンはアフリカの問題に関わるべきだ」と語った。

ピンクのエプロンをつけ、お茶とケーキを配ったというアルバーンはこう話している。「ぼんやり突っ立っているより、何か手伝おうって思ったんだ。アフリカの問題には真剣に取り組んでるからな。バンド・エイドには参加してないけど、オックスファーム(英国のチャリティ団体)の方でいっぱいやってるよ。バンド・エイドがきっかけとなって、みんながアフリカに対して関心を持ってくれるといいね。ミュージシャンも、ただのビッグ・イベントとして取らないで、この先もっとこの問題に取り組むべきだ。何のために歌っているのか、きちんと考えて欲しい」

この日の役割を楽しんだというアルバーンだが、実は、お茶を入れるというのはボノのアイディアだったらしい。ボノは、XFMにこう明かしている。「俺が頼んだんだよ。(アルバーンに)木曜日の夜、会った時“何をしたらいいかわからない”って言ってるから、“お茶でも入れろ”って言ったんだ。そうか、彼はその通りにしたんだな。いい奴だ。必ず最後にはいいことをする奴だって思ってたよ」

Ako Suzuki, London
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