エルトン・ジョン VS ジョージ・マイケル

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あらゆる所であるゆる人と衝突しているエルトン・ジョン。全ては口が災いの元なのだが、その辛口発言で今度はジョージ・マイケルを怒らせてしまった。エルトンは、音楽活動を控えているジョージに向け「才能の無駄」とコメントしただけでなく、ジョージの最新作『Patience』に対して「ガッカリした」「根が深い彼の悲壮さが現れてる」などネガティヴな発言をしていた。

それを受け、ジョージはなんと、このエルトンのインタヴューを掲載した週刊誌『Heat』に自ら声明を発表。戦いの火蓋を切って落とされた。

ジョージはこう書いている。「エルトン・ジョンは、ジョージ・マイケルのことをよくわかっていない。それが事実だ。マスコミの報道とは裏腹に、僕たちはこの10年、滅多に話をしていない。悲しいことに、エルトンの友人たちは街一番のゴシップ好きで、そこでは僕のプライベート・ライフも尊重してもらえない。彼は、僕がツアー嫌いだとか、マリファナを吸うとか知ってるっていうんだろう。しかしそれは、僕のファンなら誰でも知ってることだ」

最新作に「悲壮感が現れてる」と非難されたことに対しては、こう反論している。「彼は、パートナーのケニーやファンの変わらぬサポートのおかげで僕がこれまで以上に幸せで自信に満ちていることを知らない」

ジョージは最後に、エルトンは気に入らなかったようだが、『Patience』のアメリカでの印税はエルトン・ジョン・エイズ財団に寄付されていると皮肉った。

Ako Suzuki, London
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