ピート、観客とケンカになり生放送から下ろされる

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ピート・ドハーティが、生放送で出演するはずだったTV番組のリハーサルで観客とケンカになり、生でパフォーマンスするのを禁止された。ドハーティ率いるベイビーシャンブルズは先週、BBCのチャート番組『Top Of The Pops』に生出演しパフォーマンスする予定だったが、リハーサルでの出来事を見たプロデューサーは、彼らを生放送で使うには危険が多すぎると判断。結局、リハーサルで撮影された映像を流すことになった。

『The Sun』紙の報道によると、ベイビーシャンブルズのリハーサル途中、観客の1人、オリー・レス・ホースリーが「どれくらいコークやってるんだ?」と叫んだことで、ドハーティが逆上。ドハーティはステージからその観客に向かって飛び掛かり、床に押し倒したという。2人はすぐに警備員の手により引き離され、バンドはそのままリハーサルを続けた。しかしプロデューサーは、ドハーティを生放送に出演させるのはリスクが大きすぎると考え、リハーサル後、スタジオを離れるようバンドに指示したという。

しかしながら、襲われた観客のほうはスタジオに残ることを許され、番組終了後、プロデューサーからタクシーの手配までされている。レス・ホースリーはこう話している。「(番組のスタッフは)ピートはいつもトラブルだらけだって言ってた。だから俺じゃなくて彼を追い出すことにしたんだ。俺は最後までショウを見た後、バック・ドアから出してもらった。謝罪としてタクシー代もくれたよ。ピートがもう一戦かまえようと外で待ってるって言われてたんだ」

ベイビーシャンブルズは現在、UKツアー中。新曲「Killamangiro」がトップ10入りしたことで、ツアーの合間をぬい『Top Of The Pops』に出演するところだった。金曜日(12月10日)の夜に放送された番組では、リハーサルでの映像がまるで生で演奏しているかのごとく映し出された。

Ako Suzuki, London
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