カールのスーパー・グループ、名前に異議

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リバティーンズのカール・バラーがニュー・バンド、ザ・チャヴスを結成したばかりだが、そのバンド名に異議を唱える人々が現れた。すでに同じ名前で活動をしているバンドがおり、現在そのメンバーがバンド名の著作権に関して法的助言を得ているところだという。“早い者勝ち”の理論が通用するのであれば、バラーのバンドは名前を変えることを余儀なくされるかもしれない。

オリジナル(?)のザ・チャヴスは'03年に結成されており、すでに自身のレーベル、マニアック・スクアットからデビュー・アルバムをリリースしている。シンガーのトム・ウルジは、バラーがザ・チャヴスの名前でアルバムを発表したいと話しているのを聞いて、バンド名の使用禁止を思い立ったという。

どちらのバンドがビッグになるかは明らかなような気がするが、ウルジは「彼らはしがないインディの行商人、俺らは正統なロックの御用達商人」と公言、ファンが名前を混同し間違ったアルバムやコンサート・チケットを購入してもらっては困るとXFMに話している。

バラーのザ・チャヴスには、ザ・シャーラタンズのティム・バージェス、レイザーライトのアンディ・バロウズ、プライマル・スクリームのマーティン・ダフィが参加。12月14日に、チェットハムのクラブで初ライヴを行なった。バラーは、来年このバンドでダブル・アルバムをリリースしたいと『The Evening Gazette』のインタヴューで話している。

Ako Suzuki, London
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