DMB、排泄物投棄は運転手の犯行

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デイブ・マシューズ・バンドのツアー・バスが'04年8月にイリノイ州のシカゴ川に排泄物を投棄したとされる事件(https://www.barks.jp/news/?id=1000002298)で、1月19日(水)、バスの運転手(41歳)が不法投棄と無謀違法行為ほかの罪で告発された。AP通信などによると、運転手は19日に自らシカゴ警察に出頭し、罪を認めたという。現在は誓約をもとに釈放されているが、これらの罪について1年以下の禁固刑と罰金1万ドル(約100万円)が課せられる。

運転手は当初、バンドのスポークス・パーソンを通じて事件への関与を否定していた。しかし、検察は監視カメラの映像を詳しく調べた結果、偶発的な“事故でなく明らかな違法行為”と判断した。

この投棄で負傷者などは出ていないが、観光船の乗客約100人が不快感を訴え、数名が病院で診療を受けた。バンド側はステートメントの中で、この事件は「環境保護、説明責任、人権といったバンドが抱える信条に反する」と述べている、とAPが伝えている。昨年10月には環境保護のためにシカゴの行政区ほかに合計10万ドルを寄付した(https://www.barks.jp/news/?id=1000003299)。

関連情報では、デイヴ・マシューズ・バンドは毎年夏に米国で開催される大イベント“'05 BONNAROO MUSIC & ARTS FESTIVAL”への出演が決まった。同フェスティヴァルに出演するのは初めて。また、今年3月には初のオーストラリア公演を行なうことが決まった。豪ツアーは'01年に予定されていたが、米同時多発テロ事件の影響でキャンセルされた。

T.Kimura
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