スローバラッドで新しい音楽世界に進入した4人の思いに迫る

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多くのミュージシャン、音楽関係者から絶大な支持を受けているスパルタローカルズが、
'05年初シングル「FLy」をリリースした。
彼らとしては初めてのスローテンポなラヴソングとなったこの曲。
その独特の浮遊感とエッジのきいた不思議なサウンド世界がありつつも、
胸に甘くせつない空気を届けてくれる。
彼ら自身、制作を通じて新しい音楽世界を見つけた様子の意欲作。
聴きドコロを4人に直撃した。

ニュー・シングル


『FLy』

UPCH-5288 \1,050(tax in)
2005年2月2日発売

01.FLy  
02.ボウイ

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スパルタンエキス

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【Total Information】
VINTAGE ROCK
http://www.vintage-rock.com/


左から、安部コウセイ(Vo/G)、伊東真一(G)

──今年第一弾シングル「FLy」が完成しました。これまでのスパルタローカルズにはない、スローな感じの1曲ですね。

安部光広(以下、光広):無理に新しいことをやったワケではないんですけど。今までやってなかった感じの音ですね。こういうタイプの曲もやりたいし、やれるよ、ってことをみんなに見せたかったし。

安部コウセイ(以下、コウセイ):まぁチャレンジって感じですね。こういうスローでストレートなラヴソングがあってもいんじゃないのかなって。

──じゃあ、曲の作り方のプロセスも、これまでと違う感じで?

コウセイ:最初、今まで作ったことのないタイプの曲だったから、みんなでどう音を引き出せばいいのかが分からなかった。でもひと通り曲のムードが見えてしまったら、いつも通りでしたね。それをつかむまでが結構大変だったという。

光広:そう。最初はつかめない部分があったんで大変だった。でも最終的にはつかめたんでよかったなと。

──そんな曲についてですが、基本はピュアなラヴソングなんですけど、どこか死生観みたいなものを感じる仕上がりですね。

コウセイ:それって、でっかいイメージですね。死生観…、そう思ってもらえることはうれしいんですが、ボクの中でそんな意識なかったなぁ。死に対しての思いをこめたというよりも、すっごいど真ん中のラヴソングを書きたかっただけなんです。

──では、このラヴソングの世界は、現実に基づいて描かれたたものなんですか?

コウセイ:それは難しいところですね。100%ないとも言えないし、あるとも言えない。混沌としているんですよね。どこまでがイメージで現実なのかがわからない。でもそれは、ボクにとって作品を作る上で関係ないこと。これは自分、もしくは自分じゃないというより、曲のイメージに沿った歌詞を書く、ということに重きを置いているんで。

──この愛の世界観を導くきっかけになったフレーズはありますか?

コウセイ:“バイバイさよなら”かな。これが最初にあって、歌が完成した感じ。

──そう。“バイバイさよなら”というフレーズが、どこか現実世界から離れていくような印象を受けたんですよね。ご自身としては、このフレーズで何に別れを告げようとしているのでしょう?

コウセイ:うーん、どういう気持ちでこのフレーズが思い浮かんだんだろう(苦笑)?でも、そこにはいろいろな意味があると思う。現実逃避だったり、また人と人の別れだったり、とか。一概に言えない。だから、それぞれの人が思い浮かぶ世界が正解だと思いますよ。ボク自身がどう考えているかというよりも、聴く人がどう感じるかの方が大事だと思うんで。



左から、安部光広(B)、中山昭仁(Dr)

──他のメンバーのみなさんのこの曲に対するこだわりを教えてください。

光広:どの曲もそうなんですけど、「FLy」はとくにムードにこだわった1曲ですね。アレンジとしては、遊び心的なことは今回はしていないですね。わりとベーシックなことをやったつもり。

──伊東さんは?

伊東真一(以下、伊東):どの曲に対してもなんですが、ギターの役割って一番最後に音を色鮮やかにすることだと思う。だから、どうやって音の広がりをみせるか?曲の持っているイメージを考えて演奏してます。

──でも「FLy」って鮮やかというより淡い色の世界観ですよね?

コウセイ:トーンが鮮やかじゃないんですよ。シック。それができたのがうれしかった。素晴らしいなぁって。でもどこかしらスパルタローカルズらしい味もある。つまり、奇怪なテクニックに頼らず、それぞれの味を「FLy」で出せたような気がして、すごくよかったですね。

中山昭仁:そう。だから、曲としてのクオリティがかなり高いと思います。

──「FLy」を通じて、さらに音楽的進化をとげた感じ?

コウセイ:こじんまりしてもしょうがねぇ、やりたいことをバンバンやっていくべきだなって。「FLy」を作ってそう思いました。

──さて。3月には初のワンマンツアーをするそうで。“男の中の大人の男”ってなかなか素敵なタイトルですね。

伊東:これは他人の名言シリーズの一つからとったものですね。

光広:ボクら、他人が言った印象的な言葉をツアータイトルにつけることが多いんですけど。今回もある人がよく言うセリフらしいんですよ。ボクは聞いたことないんですけどね(笑)。

──このツアーを経て“男の中の大人の男に”になれるといいですね。

光広:1ヶ月という短い期間で!?まぁ紳士になれたらいいですね(笑)。

コウセイ:常にツアーをやるたびに、ボクらは成長している気がする。今回はバンド史上初のワンマンツアーで、演奏時間も今まで以上に長いから、いっぱい鍛えられるのではないかなと思います。

文●松永尚久
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