シザー・シスターズの紅一点ヴォーカリスト、アナ・マトロニックが、14年前に亡くなった父親の恋人を探している。同性愛者だったマトロニックの父親は、アナが15歳のときにエイズで亡くなった。

マトロニックは、誰よりも父親のことを理解しているはずのその恋人、ドンに会って父親の思い出話を聞きたいのだという。マトロニックは『Sunday Mirror』紙のインタヴューでこう話している。「父の人生について何も知らないって感じるの。父とドンは特別な関係だったから……、彼は誰よりも父のことを理解してると思うわ。だから彼とゆっくり話して、父が実際どんな人だったか教えてもらいたいの」

マトロニックの両親は、彼女が3歳のときに別居。その後も頻繁に会っていた父親は、彼女が6歳のときに同性愛者であることを告白したという。「そのときは、どういう意味なのかわからなかった。でも大人になったいま、子供のときとは違う視点で父を理解したいの」

彼女は父親の死後、音信不通となってしまったドンが、彼女の意思を知り連絡してくれるのを待っているという。また、これまで隠してきた父親の死因について公けにするようになった理由の1つが、エルトン・ジョンとの交流だったと話している。エルトンは大のシザーズ・ファンで知られている。マトロニックは「エルトンはエイズのために、素晴らしいチャリティ活動を行なってる。私もそういった活動に参加したいの」

セルフ・タイトルのデビュー作が昨年、UKで1番売れたアルバムとなったシザー・シスターズ。ブリット・アワーズでは最優秀インターナショナル・グループ、最優秀インターナショナル新人、最優秀インターナショナル・アルバムの3部門でノミネートされている。

またバンドは、2月に待望の初来日。東京(2月25日UNIT)、大阪(26日クラブクアトロ)でパフォーマンスする。

Ako Suzuki, London