グラミー楽屋コメントPart1:ノラ、J・ホワイトほか

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レイ・チャールズが8部門で栄冠を手にした今年のグラミー賞。楽屋では、受賞アーティストたちがさまざまなコメントを残している。

チャールズとのコラボレーション「Here We Go Again」が主要部門の最優秀レコードに輝いたノラ・ジョーンズは「初受賞のときは目がくらんだけれど、今回は少し楽よ。スティービー・ワンダーとか、みんなと共演して、まだ興奮してるわ」と語った、とBillboard.comが伝えている。

37年の歳月を経て、'04年に大作『Smile』を発表したベテラン・シンガーのブライアン・ウィルソン。先日、日本公演を行なったばかりの彼は、大きな達成感を表現した。彼は「初受賞まで42年間、待ったんだ。それだけの価値はあるよ。グラミーは音楽での成功と達成を表している。僕にはふさわしいと思うんだ。『Smile』が実を結ぶのに38年かかった……大きな仕事をやり遂げてほっとしている」とコメントした。

ウィルソンのほか、ロッド・スチュワート(最優秀トラディショナル・ポップ・ヴォーカル・アルバム『Stardust ... The Great American Songbook Volume III』)、モーターヘッド(最優秀メタル・パフォーマンス)といったアーティストが初のグラミーを手にした。

また、ホワイト・ストライプスのジャック・ホワイトと組んだベテラン・カントリーシンガーのロレッタ・リンが最優秀カントリー・コラボレーション(「Portland Oregon」)を受賞し、33年ぶりのグラミーに輝いた。リンはホワイトをみて「育ちが同じ」とコメント。一方のホワイトは「初めて彼女と会ったときは、とても緊張した。でも、しだいに僕たちは最高の友達になれると分かったんだ」と語った、とHollywood Reporterが伝えている。

T.Kimura
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