清春、最新アルバム『MELLOW』インタビュー
──ソロ・清春というのはもう音楽ファンのなかには定着してきたと実感してますか?
清春:いつからソロやってんだろう、っていう認識でしょうね。熱狂的なファンの子たちのなかでは、黒夢、サッズ、ソロと明確に分かれてるだろうけど、そうでない人たちのなかではまだ微妙なんじゃないかな(笑)。
──ソロになって、いまどんな音楽をやってるのかというのも……。
清春:まだ伝わってないんじゃない?そこはこれから徐々にでしょうね。やっぱ時間はかかるよ。黒夢の後期とかサッズの最初の頃とかも、新曲出しても“ああいう曲でしょ”って過去のイメージだけでとらえられてる感覚はあったから。長年やってきてるんでね。なにせ3度目のデビューですから(笑)。消えてくアーティストが多いなか、3度もデビューできただけでありがたいことだなと思うよ。
──いまだにハードな音楽をやってるイメージで見られてるんですかね。
清春:いや、“何をやりたいんだろうアイツ”っていう印象はあると思いますよ。常に。黒夢時代からコロコロ音楽性が変わってきてた印象もあるだろうし。ビジュアル系だったのがポップになって、ハードになって。サッズやりだしたら“ロックンロールだ!”とか言い始めて(一同笑)。で、今はどんなのやってんの? って。
──ズバリ、今はどんな音楽を?(笑)
清春:いい曲。自分が思う“いい曲”を。曖昧だね(笑)。でもライブに来てくれたら分かる。ライブは自信があるから。
──でも今は、昔のダイバーが溢れるようなライブをイメージされても困るしね。
清春:そうすね。ああいうのは一過性のものだからな。“マツケンサンバ”みたいなもので(一同笑)。今やってるのはいい音楽だよ。
──もうソロになってどれくらい?
清春:2003年の10月にソロになって去年の2月にシングルを出したので。1年半ぐらい。
──ソロになって一番変わった部分というと?
清春:ファンのことを意識するようになった。ソロというのは自分と向き合わざるを得ないので、自分のことを応援してくれてるファンの子たちをちゃんと意識するようにもなれた。愛をもって。いい感じの大人になりましたね。
──そしてそんな清春君の2ndアルバム『MELLOW』が完成した訳ですが。
清春:今回初めて、聴いてるファンの人に“光”を射せるような音楽になりました。今までは常に陰ってたからね。激しかろうがポップだろうがお化粧してようが、全部陰ってたとは思うのね。自分のなかで歌の内容も完結してたし。今回は初めて聴いてる人と共有できるものになってる。やってる音楽は、特に何も変わってないってない。デビュー以来、変われないっていうか。いい加減変わりたいんですけどね(笑)。これまで何回もチャレンジしたけど……、大きくは変われないね。
──静謐な1stアルバム『poetry』とは明らかに違いますけど。
清春:今回はテンポがあるからね。1stは単純にメロディがあって、風景が見えればいいなと思って作ってて。簡単にいうと、デヴィッド・シルヴィアンみたいな音楽。でも今回は同じデヴィッドでもデヴィッド・ボウイになりたいです、みたいな(笑)。イメージだけでいうと。ソロアーティストだけどなんでもありっていうところで。だから(1stと較べて)スケールが大きくなった気はするね。演奏陣もすごいし。日本屈指のリズム隊と、現役でやってるなかで僕が思う日本の2大ギタリストを使って、音に敏感なアレンジャーを使って、最高の音になりました。なので、聴くならソロのほうが安心して聴けますよ。音楽として。
清春:いつからソロやってんだろう、っていう認識でしょうね。熱狂的なファンの子たちのなかでは、黒夢、サッズ、ソロと明確に分かれてるだろうけど、そうでない人たちのなかではまだ微妙なんじゃないかな(笑)。
──ソロになって、いまどんな音楽をやってるのかというのも……。
清春:まだ伝わってないんじゃない?そこはこれから徐々にでしょうね。やっぱ時間はかかるよ。黒夢の後期とかサッズの最初の頃とかも、新曲出しても“ああいう曲でしょ”って過去のイメージだけでとらえられてる感覚はあったから。長年やってきてるんでね。なにせ3度目のデビューですから(笑)。消えてくアーティストが多いなか、3度もデビューできただけでありがたいことだなと思うよ。
──いまだにハードな音楽をやってるイメージで見られてるんですかね。
清春:いや、“何をやりたいんだろうアイツ”っていう印象はあると思いますよ。常に。黒夢時代からコロコロ音楽性が変わってきてた印象もあるだろうし。ビジュアル系だったのがポップになって、ハードになって。サッズやりだしたら“ロックンロールだ!”とか言い始めて(一同笑)。で、今はどんなのやってんの? って。
──ズバリ、今はどんな音楽を?(笑)
清春:いい曲。自分が思う“いい曲”を。曖昧だね(笑)。でもライブに来てくれたら分かる。ライブは自信があるから。
──でも今は、昔のダイバーが溢れるようなライブをイメージされても困るしね。
清春:そうすね。ああいうのは一過性のものだからな。“マツケンサンバ”みたいなもので(一同笑)。今やってるのはいい音楽だよ。
──もうソロになってどれくらい?
清春:2003年の10月にソロになって去年の2月にシングルを出したので。1年半ぐらい。
──ソロになって一番変わった部分というと?
清春:ファンのことを意識するようになった。ソロというのは自分と向き合わざるを得ないので、自分のことを応援してくれてるファンの子たちをちゃんと意識するようにもなれた。愛をもって。いい感じの大人になりましたね。
──そしてそんな清春君の2ndアルバム『MELLOW』が完成した訳ですが。
清春:今回初めて、聴いてるファンの人に“光”を射せるような音楽になりました。今までは常に陰ってたからね。激しかろうがポップだろうがお化粧してようが、全部陰ってたとは思うのね。自分のなかで歌の内容も完結してたし。今回は初めて聴いてる人と共有できるものになってる。やってる音楽は、特に何も変わってないってない。デビュー以来、変われないっていうか。いい加減変わりたいんですけどね(笑)。これまで何回もチャレンジしたけど……、大きくは変われないね。
──静謐な1stアルバム『poetry』とは明らかに違いますけど。
清春:今回はテンポがあるからね。1stは単純にメロディがあって、風景が見えればいいなと思って作ってて。簡単にいうと、デヴィッド・シルヴィアンみたいな音楽。でも今回は同じデヴィッドでもデヴィッド・ボウイになりたいです、みたいな(笑)。イメージだけでいうと。ソロアーティストだけどなんでもありっていうところで。だから(1stと較べて)スケールが大きくなった気はするね。演奏陣もすごいし。日本屈指のリズム隊と、現役でやってるなかで僕が思う日本の2大ギタリストを使って、音に敏感なアレンジャーを使って、最高の音になりました。なので、聴くならソロのほうが安心して聴けますよ。音楽として。
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